『日本絵画の転換期 酒飯論絵巻』「絵巻」の時代から「風俗画」の時代へ 並木誠士 著 2017年 4,8★/5
『日本絵画の転換期 酒飯論絵巻』「絵巻」の時代から「風俗画」の時代へ 並木誠士 著 2017年 4,8★ 某公機関の書棚で、酒飯論絵巻という私の知らない絵巻物の名に惹かれ、『日本絵画の転換期 酒飯論絵巻』を手にとってみる。 『日本絵画の転換期 酒飯論絵巻』をパラパラと開き、インデックスをみ、最初と最後を読み初めて本書をお借りした。 『日本絵画の転換期...
View Articleコクーン歌舞伎「東海道四谷怪談 北番」 2006年 東京 シアターコクーン 中村勘三郎他、錚々たる顔ぶれの役者さんたち
コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談 北番」 2006年 東京 シアターコクーン 中村勘三郎他、錚々たる顔ぶれの役者さんたち コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談 北番」をみる。 いや、みることができてよかった。 『東海道四谷怪談 南番』は歌舞伎チャンネルや衛星劇場で繰り返し見て居たが、「東海道四谷怪談 北番」は未だみる機会に恵まれてなかった。...
View Article乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 15 酒飯論絵巻(しゅはんろんえまき)について
フランス国立図書館本『酒飯論絵巻』第3段末尾より 『酒飯論絵巻』 『酒飯論絵巻』(日本絵画の転換期 「絵巻」の時代から「風俗画」の時代へ )並木誠士 著が面白かったので、今度は『酒飯論絵巻』について少し見てみることにした。 『酒飯論絵巻』は『大黒舞』そのた多くのようにチェスター・ライブラリィ所蔵のものが出版されているそうだが、私の知っている限りでは見たことがない。...
View Article映画『神と人との間』 監督・脚本:内田英治 谷崎潤一郎原案 4,5★/5 2018年 渋川清彦、戸次重幸、内田慈
映画『神と人との間』 監督・脚本:内田英治 谷崎潤一郎原案 4,5★/5 2018年 渋川清彦、戸次重幸、内田慈 文豪・谷崎潤一郎原案の映画 『神と人との間』を見ました。 話の展開が面白く、静かに小説を楽しんでいるような映画です。 それでいて演技のお上手な役者さんたちばかりで、上質の淡々と進む舞台を見ているようでした。...
View Article乱鳥徒然 よっしゃ↑
鬼ヶ城 熊野市木本町 台風か〜〜 よっしゃ↑ 今日明日は読書三昧映画三昧と決め込んで この二日で『古文書云々 田沼時代』と 谷崎潤一郎の録画済み映画、残り二作品を見よう! 今日も楽しい一日の封切りだね。
View Article『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意次と失脚」 田沼意次について
『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意次と失脚」 田沼意次 『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』より「田沼意次と失脚」を繰り返し読み、概ね文意を把握できたような気がする。 恥ずかしながら、『江戸時代の古文書を読む 元禄時代』の第2章のように、何を書けばよいかがわからない。 歴史は興味のある内容と興味に無い内容が二分され、お手上げの場合も多々あり。...
View Article乱鳥徒然 台風が来るせいか昨日から眠くて眠くて仕方がない。うむうむ。なるほどなるほど、納得で〜す^^
台風が来るせいか昨日から眠くて眠くて仕方がない。 鮮やかなカラーの夢を見ながら、眠りこくっている。 私の深層心理にはこういった事柄が見え隠れしているのかとほくそ笑む。 無意識の意識。 大学時代に遊びで読み続けた心理学関係の本の内容を思い出す。 ネットで調べると台風が近づくと眠くなるかたの多いことに気づかされる。 次のように書かれたページがあった。...
View Article『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意次の出頭」 評定所(ひょうじょうしょ)とは
『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意次の出頭」 評定所(ひょうじょうしょ)とは 評定所の組織と機能 田沼意次の評定所出産 評定所(ひょうじょうしょ) ブリタニカ国際大百科事典 幕府の最高司法裁決機関。鎌倉幕府では,嘉禄1 (1225) 年創設の評定衆の会議所をいい,執権や連署列席のもとに立法行政上の重要事項,特に民事訴訟を審理裁決した。 建長1 (49)...
View Article『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意知刺殺事件の真相」 出典 石河家文書『徳川林政史研究所所蔵』
『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「田沼意知刺殺事件の真相」 出典 石河家文書『徳川林政史研究所所蔵』 田沼意知は、田沼意次の子 吉良斬り付け事件の『忠臣蔵』や歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』はあまりにも有名だが、田沼意知にもこういった事件があったとは。 善左衛門が田沼意知に何箇所も深手を負わせ、善左衛門が奉行所に問いただされる。 しかし数日後、善左衛門が亡くなった時点で切腹。...
View Article『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「随筆に見る江戸の風俗」 出典 『塵塚談』国立公文書内閣文庫所蔵
『江戸時代の古文書を読む 田沼時代』「随筆に見る江戸の風俗」 出典 『塵塚談』国立公文書内閣文庫所蔵 『塵塚談』とは (現代思潮新社 『塵塚談』 内容説明)...
View Article子が連れてくれました 1 子が連れてくれました 2 に続く^^v
子が連れてくれました 1 中学からの友人たちと旅行に行って来た明るい声の我子。 日も開けず此のお盆に三泊、帰ってきました。 そして、またまた本日は友人と会っている忙しい彼です。 昨夜は子供と難波に行きました。 正式には、連れてもらったというのが正解かも^^ なぜなら あっはっは 子が連れてくれました 2 に続く^^v...
View Article子が連れてくれました 2 ジャズライブを楽しむ
子が連れてくれました 2 ジャズライブを楽しむ 子供がお盆に帰って来たので、ライブハウスに付いて来てくりゃれぇ〜!と祈願する ばか(違った、はは) 子は苦笑しながらも 「明日、行くぅ?」 と、そこは親孝行な一人前の子供。 あれこれ探してくれたが、中には大きな会場で、「小柳ゆき&大黒摩季」というのもあった。 子は 「これで良いか?」 と問うが、乱鳥、首を縦にはふらぬ。...
View Article映画『富美子の足』 原作:谷崎潤一郎 監督・脚本:ウエダアツシ 4★ 2018年 片山萌美 淵上泰史 武藤令子 山田真歩 福山翔大 田村泰二郎 でんでん
法隆寺 映画『富美子の足』 原作:谷崎潤一郎 監督・脚本:ウエダアツシ 4★ 2018年 片山萌美 淵上泰史 武藤令子 山田真歩 福山翔大 田村泰二郎 でんでん 先日映画『神と人との間』 (監督・脚本:内田英治 谷崎潤一郎原案)をみた。 乱鳥の谷崎潤一郎原作映画の第二段目は 『富美子の足』 よくぞここまで狂気な世界や性格を表せるなと感心し、最後まで楽しんだ。...
View Article市史、町史
『元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿』 片岡仁左衛門丈 ま! 昨日のこと。 子供が自分の家に帰ったので、近隣の図書館に行った。 お頼みしていた奈良の市史、町史3冊と『奈良大和図絵』と『江戸時代の古文書 云々』の五冊を抱え込み帰ってきた。 市史、町史をパラパラとめくっているだけで、昨日の夕刻以降の大半を過ごしてしまった。 奈良に住んで随分とたつが、奈良について知らない私。...
View Article映画『悪魔』 原作:谷崎潤一郎 監督:藤井道人 脚本:山口健人 4,3★ 2018年 吉村界人 大野いと 前田公輝 遠藤新菜 山下容莉枝
映画『悪魔』 原作:谷崎潤一郎 監督:藤井道人 脚本:山口健人 4,4★ 2018年 吉村界人 大野いと 前田公輝 遠藤新菜 山下容莉枝 映画『神と人との間』 映画『芙美子の足』 上を見たので、文豪・谷崎潤一郎の短編を3人の映画監督が現代劇として映像化するシリーズ「谷崎潤一郎原案 TANIZAKI...
View Article俳優座 過去の上演 作家別回数(劇団俳優座 公式HPより) 安部公房作品は過去5回、俳優座の100回公演記念はイプセンの『人形の家』
イラン バンダレ・アーザーリーにて 海と老人 …と孫 俳優座 過去の上演 作家別回数(劇団俳優座 公式HPより) 安部公房作品は過去5回、俳優座の100回公演記念はイプセンの『人形の家』 俳優座 過去の上演 作家別回数(劇団俳優座 公式HPより) 【戦後の創作劇】田中千禾夫(11)、 田中澄江(7)、 安部公房(5)、...
View Article俳優座 及び、 俳優座劇場プロデュース 音楽劇『人形の家』
俳優座劇場プロデュースNo.108 9月3日(火)~7日(土) 音楽劇『人形の家』 以下のデーターは俳優座劇場公式HPより引用 ノルウェーの作家イプセンは社会劇の創始者と言われ、特に1879年に発表された「人形の家」は新しい女性像を世に示し、近代劇の出発点となった作品と評されています。...
View Article『谷崎潤一郎全集 第一巻』「悪魔」 人それぞれの見方や感じ方は違うが、私のこの映画に対しての捉え方もその一つである事が実感でき、喜ばしい。
『谷崎潤一郎全集 第一巻』より「悪魔」 人それぞれの見方や感じ方は違うが、私のこの映画に対しての捉え方もその一つである事が実感でき、喜ばしい。 映画『悪魔』 が谷崎潤一郎の原案とされる作品であったので、気にかかり原作を読んでみた。 原作を原案とする映画あるいは芝居が、このように脚本化され、映画や舞台として作品化されるのかと思うと、大変興味深い。...
View Article『江戸時代の古文書を読む 文化文政の世』『視聴草』では享保に植えられた桜を楽しむ江戸庶民を思い、桜の季節をずらして江戸に移動した将軍のことが記されている。
『江戸時代の古文書を読む 文化文政の世』一章 出典 『視聴草』国立公文書内閣文庫所蔵 『視聴草』では享保に植えられた桜を楽しむ江戸庶民を思い、桜の季節をずらして江戸に移動した将軍のことが記されている。 (写真右) 天晴れな将軍だと感じた。 『江戸時代の古文書を読む 元禄時代』 『江戸時代の古文書を読む 元禄時代』「鸚鵡楼中記」...
View Article『江戸時代の古文書を読む 文化文政の世』一章-2 『視聴草』では大酒飲み、大飯食食いの実際に食らった具体的数値が載せられている。
『江戸時代の古文書を読む 文化文政の世』一章-2 出典 『視聴草』国立公文書内閣文庫所蔵 『視聴草』では大酒飲み、大飯食食いの実際に食らった具体的数値が載せられている。 『視聴草』では大酒飲み、大飯食食いの実際に食らった具体的数値が載せられている。 驚くばかりの、珍し付きの祭り好きイベント好き、のりの良い江戸時代の人々である。 『江戸時代の古文書を読む...
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