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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『三人吉三巴白浪〜大川端』

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  元伊勢神宮




  『三人吉三巴白浪〜大川端』

 昨日『廓文章〜吉田屋』素晴らしい仁左衛門の伊左衛門☆を観て伊佐衛門の持つコケティッシュな変え合いらしさとこの上なき男前前を演じてお垂れた、仁左衛門。
『三人吉三巴白浪〜大川端』の伊左衛門と、『車文書』では、仁左衛門丈の表情や演じ方が違う。仁左衛門丈暗いになれば、性格や人柄を侍従にあやつ連打ね。
 三方それぞれがお素晴らしいが、
 75調の台詞を掛け合い、花道から参上。
 歌舞伎らしい形や言い回し、良い意味での芝居臭さをあえて演じられる幸四郎丈。基本を知り尽くした上でのディフォルメ。これが好きなんだよね。幸四郎丈って役者わ!
 『廓文章〜吉田屋』(前回の記録)

 尾上菊五郎 片岡仁左衛門 中村梅枝 松本幸四郎出演の『三人吉三巴白浪〜大川端』はこれまでにも何度も何度も観てるが、本当におもしろみが感じられるもの一つ。
 こういう舞台が、観たいなぁ〜〜〜〜☆
 関西で、こんな歌舞伎が観たいのね^^私☆

           おしまい

本編尺:31分
製作年:2013年
出演:尾上菊五郎 片岡仁左衛門 中村梅枝 松本幸四郎

歌舞伎座こけら落とし五月大歌舞伎から「ほんに今宵は節分か」の名台詞が有名な一幕を、3日の節分当日にお届け。おなじ吉三(きちさ)という名前の三人が出会うおなじみの名場面だ。
大川端で美しい娘に化けた盗賊・お嬢吉三に出会った夜鷹のおとせは、百両を奪われたうえ大川へ突き落とされてしまう。それを見たお坊吉三がその百両を巻き上げようと、お嬢と争い始める。そこへ和尚吉三が現れふたりを仲裁。お嬢とお坊は百両を和尚に預けることとし、今日の出会いをきっかけに三人の吉三は義兄弟の契りを交わすのだった。河竹黙阿弥ならではの七五調の名台詞と、江戸情緒をお楽しみ頂く一幕。菊五郎のお嬢吉三、仁左衛門のお坊吉三、梅枝のおとせ、幸四郎の和尚吉三で。(2013年/平成25年5月・歌舞伎座)



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