役者絵 歌川国貞
わお! 昔の 中村芝翫
中村芝翫 はその昔、和歌山の海に船まで出して迎えられた大御贔屓がいらっしゃったという。(どこかの博物館で見た浮世絵展示の解説による)
わたくしは先日おなくなりになられた芝翫 丈や勘三郎さんが今も心に残る。
画に描かれた【芝翫】という文字に反応した。
描かれた【形】はたいへん美しい。
火間蟲入道 鳥山石燕
鳥山石燕―
和田京子 (著)
1500円+税
2012年
青玄社 公式HPより引用▼
内容詳細
日本では古くから描かれてきた妖怪画。不安や畏れといった心の闇に根ざした妖怪画の歴史は、日本人の心性の歴史でもある。本書では文化が熟爛した江戸時代中期から、時代が揺らぎはじめる後期、そして激動期の幕末から明治初期に描かれてきた妖怪画を約150点収録。
目次
第1章 妖怪なんて怖くない(鳥山石燕―『画図百鬼夜行』ほか/ 北尾政美―『夭怪着到牒』/ 勝川春英―『異摩話武可誌』/ 葛飾北斎―『北斎漫画』)/
第2章 絵師たちの百鬼繚乱(喜多川歌麿―「化物の夢」/ 葛飾北斎―「百物語お岩さん」ほか/ 歌川広重―「平清盛怪異を見る」ほか/ 伊藤若冲―「付喪神」/ 高井鴻山―『雨中妖怪図』ほか/ 歌川国貞―『七変化壱本足(芝居絵)』ほか/ 歌川国芳―『頼光公舘土蜘作妖怪図』ほか)/
第3章 妖怪画の文明開化(月岡芳年―「新形三十六怪撰源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」ほか/ 河鍋暁斎―『暁斎百鬼画壇』ほか)