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155:『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 下巻」続日本絵巻大成 13 中央公論社(4枚)

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『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 下巻」続日本絵巻大成 13 中央公論社(4枚)



『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 下巻」

(続日本絵巻大成 13 )

 小松茂美(著者)

 中央公論社

 196ページ
 定価 ¥22000(税込)


 『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 上巻」題名のみ 記録













『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 下巻」をコピーして書きながら読む。

 上と同様、仏教用語が多い

 

 湖面はるかに化現(けげん)した薬師如来があらわれ、白い牛に乗って空を飛ぶ。
 絵巻物の壮大な景色


 桑の実寺
 裏山には多くの瑠璃石

 薬師如来
 瑠璃石に降りる→ 仏足石


 日光・月光菩薩らに守られ、霊験を現わす
 十二神将・夜叉など 八万四千十二の眷属

 十二神将
 新薬師寺の木造薬師如来坐像と塑造十二神将立像『珠玉の仏たち 奈良仏像館(本館)』奈良国立博物館を思い出す。


 日光菩薩の化現(けげん)




 詞
 青蓮院宮 入道前内大臣
 (絵  次の写真とかぶっている)


 絵
    土佐刑部大輔光茂
  天文元年八月十七日 (花押)
    権大納言源朝臣


 下巻の詞書は、青蓮院宮と入道前内大臣の二人の合筆。
 青蓮院宮は、上巻と同じく、尊鎮法親王。
 入道前内大臣というのは、三条西実隆自身
 自ら筆を染めた実隆が、上巻に青蓮院の院号を掲げ、そして、この下巻には、入道前内大臣と表記する。
 この絵巻にかかわった実隆の、異様な意気込みが感じられるのではないだろうか。
  (『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「桑実寺縁起 下巻」続日本絵巻大成 13 中央公論社 60ページ引用)


 花押
  上下巻共に 足利義晴の自筆
  上下巻共に美しい


 


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