Quantcast
Channel: 乱鳥の書きなぐり
Viewing all 5158 articles
Browse latest View live

2011年11月28日の書きました記事『三越事件: 三越本店「古代ペルシア秘宝展」』は只今を以ってみなさまから読んで頂くことが出来ない状態にさせていただきました。悪しからずご了承ください。   乱鳥

$
0
0


 2011年11月28日の書きました記事『三越事件: 三越本店「古代ペルシア秘宝展」』は只今を以ってみなさまから読んでいただけない状態にさせていただきました。

 ご閲覧いただきました皆様、誠に有り難うございました。

 保留(下書き)処理とさせていただきましたことをお許しください。

個は孤に在らずして、己にあり。己を重んじて、立体を為す可し。  乱鳥

$
0
0
    写真は秋の大仏池(東大寺)だが、おそらく今は寒空なり。







 春というにはいと寒し。

 季語では春だが、今まさに真冬。


 睦月も終えようとし、今まさに小宇宙なる分岐点であるとすれば、

 私は何を見つめよう。


 やりたいことがいっぱい、では済まされない。

 やるべきことをやるべき時期に達している。


 これからの10年、そして10年。

 趣味の断捨離を試み、洗濯すべき時に達している。

 
 人生は、長くもあり短くもある。

 そしてこれからの私の時間は短く、長い。


 立体的に生きるか、平面的に歩むか。

 或いは個なる点で生きるべきか。


 個は孤に在らずして、己にあり。

 己を重んじて、立体を為す可し。   乱鳥

 
  睦月満月

 
 

『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店)より、『阿旬殿兵衛実実記』を引く。浄瑠璃『近頃河原達引』が元である。

$
0
0


   『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店)より、
   『阿旬殿兵衛実実記』を引く
    浄瑠璃『近頃河原達引』が元である。


 

 

 ここには、浄瑠璃『近頃河原達引』(ちかごろかわらのたてひき)云々とある。

『近頃河原達引』は歌舞伎でも演じられ、好きな演目のひとつ。

 新・鴎も演じておられるが、松嶋屋さんの伝兵衛が有名。

 なお亡くなりになった十四代目 片岡仁左衛門はんをはじめ、片岡我當 さんの演じられる『近頃河原達引』は重厚で広がりを感じる。

 今まさに見たい演目のひとつである『近頃河原達引』が元となった『阿旬殿兵衛実実記』も、ただいま五巻まで読了した。

 二週間の返却日を迎えたので、六巻の途中から最後まではコピーを取っておいた。

『近頃河原達引』を思い浮かべながら読む『阿旬殿兵衛実実記』は実に楽しい。


 
 『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店) 蔵書

 
 馬琴関係

 『馬琴中編読本集成 阿旬殿兵衛実実記(あしゅんでんべいじつじつき)』

 『阿旬殿兵衛実実記』和本巻一、巻二、巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本 巻一〜巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版)と初版(文政版 汲古書院 影印本)を比べ読む。)

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本  巻四(安政版) 巻三(文政版) を比較して楽しむ。)

 『阿旬殿兵衛実実記』安政になり再版再売された際、十巻を十二巻に増やしたのは、冊数を増やす事により、貸本屋の利益が増える

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本) を一巻から読み直す。忠臣蔵の定九郎が記されている。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)これだから古典はやめられない。(巻之二十九オ 十八ウ)

 『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店)より、『阿旬殿兵衛実実記』を引く。浄瑠璃『近頃河原達引』が元である。


  *******************************************

 『馬琴中編読本集成 俊寛僧都嶋物語』

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 (巻之一〜巻之八の和本の表紙 共通絵柄)(1枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 自叙 八巻八冊 絵師:歌川豊広(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 玉抱有罪とハ 八巻八冊 絵師:歌川豊広 曲亭馬琴編次(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二  さすらひの巻 弐   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之三  みさほのまき 三   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  以王ふが島能春   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  巻之四を終えて予告等  八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 序・物語最初頁 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 抱筈露宿とハ 歌を遺して 児に示せし 俊寛僧都が事(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上(6枚) 抱琴述情とハ 

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之七 大悲山の下   (4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 序文滝沢馬琴の引用書が半端なくすごい。(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 付録瞬間考(5枚)『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』「目録上」「目録下」「目録終 全本八冊」読了す。

『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之五まで読了。芝居のように場面が思い浮かぶ。

$
0
0



   『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之五まで読了。芝居のように場面が思い浮かぶ。


『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之五まで読了。

 ただいま、巻之六を読んでいる途中だが、二週間の期限を迎えたので、巻之六の途中から巻之十までをコピーしておいた。

 従って文政版 汲古書院の『阿旬殿兵衛実実記』は手元からなくなる。

 この寂しさはなんぞやと自問するほどに、面白い『阿旬殿兵衛実実記』である。

 巻之五の興味深い箇所と、最終箇所をそれぞれ写真に写したのが下である。

 
   

 

 

 


   

 

 

 

 

 今回も記録のみにて失礼申し上げます。

 

 
 
 馬琴関係

 『馬琴中編読本集成 阿旬殿兵衛実実記(あしゅんでんべいじつじつき)』

 『阿旬殿兵衛実実記』和本巻一、巻二、巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本 巻一〜巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版)と初版(文政版 汲古書院 影印本)を比べ読む。)

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本  巻四(安政版) 巻三(文政版) を比較して楽しむ。)

 『阿旬殿兵衛実実記』安政になり再版再売された際、十巻を十二巻に増やしたのは、冊数を増やす事により、貸本屋の利益が増える

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本) を一巻から読み直す。忠臣蔵の定九郎が記されている。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)これだから古典はやめられない。(巻之二十九オ 十八ウ)

 『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店)より、『阿旬殿兵衛実実記』を引く。浄瑠璃『近頃河原達引』が元である。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之五まで読了。芝居のように場面が思い浮かぶ。



  *******************************************

 『馬琴中編読本集成 俊寛僧都嶋物語』

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 (巻之一〜巻之八の和本の表紙 共通絵柄)(1枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 自叙 八巻八冊 絵師:歌川豊広(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 玉抱有罪とハ 八巻八冊 絵師:歌川豊広 曲亭馬琴編次(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二  さすらひの巻 弐   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之三  みさほのまき 三   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  以王ふが島能春   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  巻之四を終えて予告等  八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 序・物語最初頁 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 抱筈露宿とハ 歌を遺して 児に示せし 俊寛僧都が事(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上(6枚) 抱琴述情とハ 

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之七 大悲山の下   (4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 序文滝沢馬琴の引用書が半端なくすごい。(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 付録瞬間考(5枚)『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』「目録上」「目録下」「目録終 全本八冊」読了す。

『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)猿づくしの目次と、猿に関連した言葉遊びが続く。

$
0
0





   『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)猿づくしの目次と、猿に関連した言葉遊びが続く。





『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之一には猿づくしのような目次が記されている。

 猿づくしの目次は、旬殿実実記 巻之一 九ウ から始まり、旬殿実実記 巻之一 十ウの一行目まで跨いでいる。

 

 

 おそらく1枚目の写真は、以前にもアップしたのではないかと思うがお許しください。


 
 旬殿実実記 巻之一 十ウ
 上の左のページでも見られるように、

    心猿第一 猿 澤池(さるさわのいけ)

 のように始まる。



  心猿第一 猿 澤池(さるさわのいけ)旬殿実実記 巻之一 十ウ
  心猿第二 猿田彦(さるだひこ)旬殿実実記 巻之一 二十四オ
  心猿第三 猿腰掛(さるのこしかけ)旬殿実実記 巻之二 一オ
  心猿第四 猿滑落(さるすべり)旬殿実実記 巻之二 十一ウ (滑るの字は、違う)
  心猿第五 猿小柿(さるうき)旬殿実実記 巻之三 一オ

 猿云々はこの後も続くが巻之四などは酒関係で、漢文を思いだす。
 猿酒云々では

   さる酒は
   さるほどに

などのように、馬琴のユーモアに触れる部分の一つデアもある。
 
 ただいま巻之六を読んでいるが、猿づくしの目次は続いている。


 今回も記録のみにて失礼申し上げます。
 

 
 巻之五 挿絵部分
 
 巻之五 挿絵部分

 
 
 馬琴関係

 『馬琴中編読本集成 阿旬殿兵衛実実記(あしゅんでんべいじつじつき)』

 『阿旬殿兵衛実実記』和本巻一、巻二、巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本 巻一〜巻三  滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版)と初版(文政版 汲古書院 影印本)を比べ読む。)

 『阿旬殿兵衛実実記』和本&影印本  巻四(安政版) 巻三(文政版) を比較して楽しむ。)

 『阿旬殿兵衛実実記』安政になり再版再売された際、十巻を十二巻に増やしたのは、冊数を増やす事により、貸本屋の利益が増える

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本) を一巻から読み直す。忠臣蔵の定九郎が記されている。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)これだから古典はやめられない。(巻之二十九オ 十八ウ)

 『日本古典文学辞典 第三巻』(岩波書店)より、『阿旬殿兵衛実実記』を引く。浄瑠璃『近頃河原達引』が元である。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)巻之五まで読了。芝居のように場面が思い浮かぶ。

 『阿旬殿兵衛実実記』滝沢馬琴 歌川豊広 1857年(安政版 和本)猿づくしの目次と、猿に関連した言葉遊びが続く。



  *******************************************

 『馬琴中編読本集成 俊寛僧都嶋物語』

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 (巻之一〜巻之八の和本の表紙 共通絵柄)(1枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 自叙 八巻八冊 絵師:歌川豊広(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之一 玉抱有罪とハ 八巻八冊 絵師:歌川豊広 曲亭馬琴編次(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之二  さすらひの巻 弐   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之三  みさほのまき 三   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (5枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  以王ふが島能春   八巻八冊 絵師:歌川豊広  (3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』巻之四  巻之四を終えて予告等  八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 序・物語最初頁 八巻八冊 絵師:歌川豊広(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之五 抱筈露宿とハ 歌を遺して 児に示せし 俊寛僧都が事(3枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之六 だ以せんの上(6枚) 抱琴述情とハ 

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之七 大悲山の下   (4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 序文滝沢馬琴の引用書が半端なくすごい。(4枚)

 『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』下巻 巻之八 付録瞬間考(5枚)『馬琴中編読本集成 第八巻 俊寛僧都嶋物語』「目録上」「目録下」「目録終 全本八冊」読了す。

毎日長時間聴いている音楽は、Jakub Józef Orliński 、田中彩子さん。そして、リュート音楽と、シェークスピア音楽と謡曲。

$
0
0


 毎日長時間聴いている音楽は、Jakub Józef Orliński 、田中彩子さん。

 そして、リュート音楽と、シェークスピア音楽と謡曲。


 ポーランド人のJakub Józef Orliński さん、田中彩子さん、謡曲は映像で楽しむことが多い。

 リュート音楽と、シェークスピア音楽。ほか、中世音楽やバロック音楽は手持ちのレコードでアナログに聞いている。


 時には音を小さくして、読書をしながら聞いたり、お食事や談話の時にかけたり。

 音楽は小学校に上がる前から、ひと時も離すことはできない。我が身の一部となっている。



 
 Vivaldi : il Giustino, "Vedro con mio diletto" par Jakub Józef Orliński (contre-ténor)

 
 J.S. Bach - Vergnügte Ruh - Jakub Józef Orliński

 
 Vivaldi : Sento in seno - Jakub Józef Orliński & Cappella dell'Ospedale della Pietà

 
 Vivaldi - Vedrò con mio diletto (Jakub Józef Orliński)
 一曲目と同様。ビバルディ作曲、Jakub Józef Orliński歌

 
 田中彩子 / 夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》より(モーツァルト)

 
 田中彩子 / 春の声 (ヨハン・シュトラウス二世)

『通し狂言 姫路城音菊礎石』並木五瓶=作 『袖簿播州廻』より 尾上菊五郎=監修  原作『袖簿(にっき)播州廻』(三幕目以降を見る。)

$
0
0


  『通し狂言 姫路城音菊礎石』 並木五瓶=作 『袖簿播州廻』より 尾上菊五郎=監修 原作『袖簿(にっき)播州廻』 (三幕目以降を見る。)



 法隆寺の追儺式から帰宅後、雑用をこなす。

 一通りの用が済んだ夜の十時頃にテレビをつけると、歌舞伎『通し狂言 姫路城音菊礎石』の三幕目が始まった。

 この芝居は初めてであり、あまりにも面白かったので、大詰めまで見た。


 口惜しいことに、『通し狂言 姫路城音菊礎石』はその名の通り、通し狂言。

 一幕目とに幕目を見逃し、心残りである。

 歌舞伎色の強い『通し狂言 姫路城音菊礎石』は、どこかしこの歌舞伎の演目から切り取られたような場面が多々ありほくそ笑む。

 力のある役者さんたちが舞台に上がられ、関西でも上演していただけないかと痛感した。

 






 国立劇場 大劇場

並木五瓶=作 『袖簿播州廻』より

 並木 五瓶(なみき ごへい)は、歌舞伎狂言作者の名跡。
 初代 並木五瓶
 並木正三の門下、1747–1808。実家は大坂道修町和泉屋。
 大坂で実績を積んだのち、寛政6年(1794年)三代目澤村宗十郎の推挙で江戸に下り、時代物や世話物に優れた作品を残す。
 単に「並木五瓶」と言うと、通常はこの初代並木五瓶のことをさす。
 並木吾八(五八、呉八)→ 並木五兵衛 → 初代並木五瓶
 代表作:『五大力恋緘』(五大力)、 『富岡恋山開』(二人新兵衛)、 『隅田春妓女容性』(梅の由兵衛)、 『傾城黄金鯱』(こがねのしゃちほこ)、 『楼門五三桐』(山門)

 二代目 並木五瓶
 初代の門人、1768–1819。実家は武家。
 初代篠田金治 → 二代目並木五瓶
 代表作:長唄『遅桜手爾葉七字』(橋弁慶)

 三代目 並木五瓶
 二代目の門人、1789–1855。
 篠田惣六 → 二代目篠田金次 → 三代目並木五瓶
 代表作:『勧進帳』
 安政3年7月14日に没す。享年76歳。深川霊岸寺中正覚院に葬る。法名は得法直覚信士。

 四代目 並木五瓶
 三代目の子、1829–1901。芝居台帳の蒐集家として知られる。
 篠田全治 → 三代目篠田金治 → 並木五柳 → 四代目並木五瓶
 (立作者にならなかった)   (Wikipedia引用)

尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言 姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ) 五幕九場
            国立劇場美術係=美術

序  幕 曽根天満宮境内の場
二幕目 姫路城内奥殿の場
同 城外の場
三幕目 古姫路城天守の場
四幕目 舞子の浜の場
百姓平作住居の場
尾上神社鐘楼の場
大  詰 印南邸奥座敷の場
播磨潟浜辺の場

(主な配役)
印南内膳 尾 上 菊 五 郎
古佐壁主水/百姓平作実ハ与九郎狐 尾 上 松   緑
主水女房お辰/小女郎狐 尾 上 菊 之 助
碪の前 中 村 時   蔵
ほか

 日本初の世界文化遺産の一つに指定された国宝〈姫(ひめ)路(じ)城(じょう)〉。
 その天守に十二単衣(ひとえ)と緋の袴を着た鬼女「刑部(おさかべ)(小坂部)姫(ひめ)」が現れるという伝説が、古来語り継がれ、歌舞伎でも様々な作品の中で取り入れられました。
 今回上演の原作『袖(そで)簿(にっき)播(ばん)州(しゅう)廻(めぐり)』は、その伝説に、恩義のある武家に忠義を尽くす夫婦狐の報恩譚を加え、播(はり)磨(ま)国(現在の兵庫県)のお家騒動を描いた作品です。題名に「播州廻」とあるように、播磨国の様々な名所を場面に使用している点も特色です。
 作者は、十八世紀後半から十九世紀初頭にかけて東西の劇界で活躍した並(なみ)木(き)五(ご)瓶(へい)です。
 安永八年(一七七九)三月の初演の時は、登場人物の設定の面白さ等が評判となり、約三ヶ月にわたる上演でした。
 再演の機会に恵まれませんでしたが、平成三年三月当劇場で初演以来二百十二年ぶりの復活が実現し、話題を呼びました。
 今回は、原作の特色を活かしながら新たに台本を補綴し、『姫(ひめ)路(じ)城(じょう)音菊(おとにきく)礎石(そのいしずえ)』と題して上演します。    (公式HP引用)

John Dowland

$
0
0


    John Dowland



 以前から何度か取り上げているJohn Dowlandは、私が二十代の頃から聴き続けている作曲家です。

 リュート音楽も好きで、ohn Dowlandはいわば、私の心の友です。


 
 Renaissance Lute - John Dowland (Album)





Alfred Deller      John Dowland作曲

$
0
0


       Alfred Deller
       アルフレッド・デラー



 
 Alfred Deller performs Dowland's 'Flow my Tears'.
 『涙のパバーヌ』

 若かりし頃から聴き続けている、とても好きな曲。

法隆寺 追儺式  西円堂にて    2019年2月3日19時 (4景)

$
0
0

   法隆寺 追儺式  西円堂にて    2019年2月3日

 

 

 

 


 雨の中をずぶ濡れになりながら一時間以上を歩き、法隆寺の西円堂に到着。

 雨はますます強くなる。

 消防団の方々や警察の方々、関係者の方々の緊張が強まる。

 鬼が松明を観客の方に向かって投げるのが法隆寺追儺式の流儀となっているため、近年では観客の安全対策のために鉄柵が設置されている。


 午後七時。

 鐘を鳴らす音が七回半

 そしていよいよ鬼が登場。

 鬼は赤鬼と青鬼と黒鬼。

 正面で形を決め、松明を手に持ち、再びポーズ。

 そして観客に向かって松明を投げ、鬼は西円堂を三周する。


 毘沙門天が登場。

 鬼の後ろを毘沙門天が追いかけて、悪さをする鬼を退散させる。


 鬼は西円堂の三方向で構え、松明を投げる。

 お参りしておられる観客は、大人も子供もこぞって口々に、
「こっちこっち」
「こっちやでぇ。」
と松明を催促する。

 そして自分の近くに飛んできて火の粉が舞うと、
「ウオォ〜」
と方々から、いった歓声が上がる。

 奈良では有名な追儺式穂一つだと思うが、地元民とも密着した部分があり、面白みが感じられる。


 雨の中多くのお参りの方々が鬼を見て厄払いをしておられた。

 追儺式とはありがたい行事の一つであると満たされた気分で夫と微笑みながら、法隆寺を後にした。

 



 毎年 2月3日
 17時30分頃~西円堂修二会結願  
 19時~追儺式

 法隆寺 西円堂 (さいえんどう)
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

鬼       節分を終えて

$
0
0



    鬼



 クワバラクワバラ!!!


 誠、本心!助かった!!!



 鬼は外!  福は内!! 


 鬼よ鬼。自己中なる鬼。


 ネガティブ思考の 個なる つわ もの


 伽羅(蕗 笑)でもたいて、退散召されぃ。





 伽羅 蕗

 髭の意休かぇ!?

鳥非猿 猿心嫗

$
0
0
   『春日龍神』







 夫とスポーツジムに行き、50分の教室をこなす。

 できないポーズはあったものの、よく頑張った^^

 その後、自己流ストレッチを小半時間、さらにコーチに教えていただき、ストレッチ。

 プールとバスで、さらに小半時間。

 遊んだ、満足、楽しんだ!


 体重計の乗ると脚力はマックスを超えており、体内年齢は35歳だとさ。

 我ながら感心感心。全てが順調。

 
 午前中に仕込んでおいたお夕食の仕上げ。

 音楽をかけながらお食事。

 その後、読書するか映画でも見ましょうかしらん。


 本日、本屋さんに行く予定でしたが、時間切れのため、明日に伸ばしましょう。

 やるべきことがいっぱいの私にとっては、どこかでルーズにならなくっては歪みが生ずるやもしれない。
 (歪みだらけですやん、という声も、ちらほら^^v)

 時にはどこかで手を抜き、目一杯楽しむために努力したい。



 あしを引っ張ることなかれ

 あし引っ張るはいとあし



 前向きにポジティブに

 そんな集合体に属す人生を歩もう!





 追記

 滝沢馬琴師匠曰 猿心云々、と。

         去者不追
         然欲去自      鳥非猿 猿心嫗





 



 

 

Jakub Józef Orliński  Francesco Cavalli

$
0
0



       Jakub Józef Orliński  Francesco Cavalli


 
 Francesco Cavalli : Erismena (Leonardo García Alarcón, Jakub Józef Orliński, Lea Desandre...)


 
 F. Cavalli - Lucidissima face / Jakub Józef Orliński / L'Arpeggiata / Christina Pluhar


 Francesco Cavalli
 ピエトロ・フランチェスコ・カヴァッリ

 フランチェスコ・カヴァッリ(カヴァルリ、Francesco Cavalli, 1602年2月14日 - 1676年1月14日)はイタリア・バロック音楽の作曲家。本名は、ピエトロ・フランチェスコ・カレッティ=ブルーニ(Pietro Francesco Caletti-Bruni)であったが、庇護者のヴェネツィア貴族にちなんでカヴァッリとして知られるようになった。

 生年月日: 1602年2月14日(イタリア クレーマ)〜 1676年1月14日(イタリア ヴェネツィア)  Wikipediaより





 鳥よ、鳥

 思い切り楽しみましょうぞ^^

今宵も、John Dowland♪

$
0
0



     John Dowland


 
 John Dowland The Booke of Songs (Complete Collection) (9)




 今宵も楽しみましょうぞ。


脂肪が筋肉に変わった。 3ヶ月で重さ、なんと!6㎏。

$
0
0
  イラン 私が好きで、複数回訪れたアーブギーネ博物館所蔵
  写真は、ラスター彩の器





 11月以降の記録によれば、体重はさほど変わってない。

 ただし、脂肪が筋肉に変わった。3ヶ月で、その重さ、なんと!6㎏。

 やっていたのは、自己流ストレッチとながらくねくね運動と、気分転換にスポーツジム。

 6㎏ものポワポワの脂が1㎏の小麦粉6個分も筋肉に変わったのかと思うと、我が身ながらそら恐ろしい感じさえする。


 これまでに運動という運動をしてこなかった私だが、昨年の7月以降、どこかしこのスポーツジムに通初めては半年以上になる。

 初めから考えると筋肉量はもっと増えたことになる。


 とはいえ、ここ最近の私は、でぶっちょの一途を歩み始めていたため、女マッチョになったわけではない。

 今も人一倍食べ続けているので、今はちょうどいい感じになり始めていると自分で褒める。

 体重はさほど落とさず、腹筋を鍛えてウエスト周りに縦線が入れば良し!

 目標はウエスト周りの縦線のみである。



 と、いい加減いいお年を召されたおばちゃまが言っておられる痛さ!

 これ、自分のことですから、救いようがごじゃりませぬ^^はい!


 





 

2月7日 木曜日

$
0
0
 仁和寺に行きた〜い。(写真は、出町柳)







 予定を書かなくてはなかなか実行できない私。今日は、目標を公表することにした。

 主婦は雑用が多く、ややもすると一日中家事に追われることがある…と、言い訳も描いてみるこの可愛さ(アホか!)


 本日の予定


  お台所大掃除

  ストック食品の在庫チェック


  朝ストレッチ

  漢文(一時間半以上)

  語学(一時間半以上)

  古文書(大型資料本から一枚)

  滝沢馬琴(続き)


  できれば、夜ストレッチ

  できれば、映画



 さ! 今日も楽しみまする^^v

 その前に、美味しいコーヒーを一杯、いただきましょうっと。



4月8日金曜日

$
0
0
 安部公房「天使」 
(新発見・幻の最初期小説)1946、11
 2014年に発見されたんだっけ。





 昨日は予定を立ててみたが、無理な計画であったため、本日はゆる〜〜い計画を立ててみることにした。



   日常の家事

   食品ストックの管理

   おりんごのケーキ作り

   台所の大掃除


   語学 (五時間以上 ただいまのマイブーム)

   散歩


   できれば、映画

   できれば、馬琴


 今日も、楽しむよ^^v




 

神戸 南京町の春節祭の予定 (2/9, 2/10, 2/11)       以前の写真(12景)

$
0
0


   神戸 南京町の春節祭

   (写真は 2009年に楽しませていただいた春節祭のもの)


2月9日(土)
11:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
12:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】
13:00踊り
【神戸旗袍文化協会】
13:30太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】
14:00歌
【范 丹陽】
14:30変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
15:00舞踊
【神戸中華同文学校民族舞蹈部】
15:30太極拳
【兵庫太極拳同好会】
16:00歌
【范 丹陽】
16:30獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】
17:00舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】
17:30変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
18:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】
18:30舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】


2月10日(日)
11:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
11:30獅子舞採青
南京町広場周辺の店舗から
スタートします
12:30音楽
【神戸華僑総会民族楽器団華蕾】
13:00踊り
【神戸旗袍文化協会】
13:30変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
14:00太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】
14:30音楽
【神戸華僑総会民族楽器団華蕾】
15:00花架拳
【日本花架拳学会】
15:30太極拳
【兵庫太極拳同好会】
16:00獅子舞・龍舞
【神港橘高校龍獅團】
16:30舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】
17:00花架拳
【日本花架拳学会】
17:30獅子舞・龍舞
【神港橘高校龍獅團】
18:30舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】
19:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】


2月11日(月・祝)
11:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
11:30獅子舞採青
南京町広場周辺の店舗から
スタートします
12:30獅子舞 
【神戸華僑総会舞獅隊・幼獅班】
13:00音楽
【月来香プラス】
13:30太極拳
【神戸華僑総会太極拳協会】
14:00舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】
14:30音楽
【月来香プラス】
15:00歌
【范 丹陽】
15:30変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
16:00舞踊
【神戸華僑総会華芸民間舞蹈隊】
16:30歌
【范 丹陽】
17:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】
18:00変臉・雑技
【東京中国歌舞団】
19:00獅子舞
【神戸華僑総会舞獅隊】









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『国宝』上 青春篇 下 歌道篇 吉田修一著 2018年9月 朝日新聞出版  『国宝』上 青春篇 下 歌道篇は歌舞伎役者が主役の小説だそうだ。 

$
0
0
    『三輪』  大神神社にて  (毎年『三輪』は演じられるが、写真は2017年のもの)



 

 とある御方が、歌舞伎役者主役の小説について、詳しく語られておられた。

 いずれ読まねばなるまいて!

 

    『国宝 上 青春篇 下 歌道篇』 吉田修一著
        2018年9月 朝日新聞出版【上・下】
       『朝日新聞』2017年1月1日 ‐ 2018年5月29日 連載


     吉田 修一(よしだ しゅういち、1968年9月14日 - )は、日本の小説家。

     長崎市出身。長崎県立長崎南高等学校、法政大学経営学部卒業。
     大学卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。
     1997年、「最後の息子」で、第84回文學界新人賞を受賞し、小説家デビュー。同作で、第117回芥川龍之介賞候補。
     2002年、『パレード』で、第15回山本周五郎賞を受賞。同年には「パーク・ライフ」で、第127回芥川龍之介賞を受賞。
     純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞したことで話題になった。
     若者の都市生活を描いた作品が多かった。
     殺人事件を題材にした長編『悪人』で2007年に第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞。
     2010年、『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞を受賞。2016年、芥川龍之介賞の選考委員に就任。
     (データーは、ウィキペディア)










吉田修一郎氏とは、誠、人気作家。どこの図書館も貸出中^^唯一、一館だけに在庫あり。

$
0
0

 2月9日

 神戸の春節祭に行く予定であったが、目覚ましがなるや否や、
「明日にしたい。」
と申し出る。

 夫、これはしたり!とほくそ笑む。

 お互いにやりたいことが多いので、互いに家にいても飽きないのである。

 出不精な夫婦である。

 
 私は語学もしたいが、今日は近隣の図書館に行きたいとも思っている。

 通うことができる範囲の図書館では、唯一某図書館にだけにお目当ての本があった。

 あとは数館見て見たが、全て貸出状態。県立図書情報館まで、貸出中。


 在庫ありの本日訪れようとしている図書館は、町外以外の人間は貸出ができない。

 図書館で読んでくることになる。

 できれば、上巻だけでも読了してきたいものである。

 作者 吉田修一郎氏とは、誠、人気作家なのだと感じた。

Viewing all 5158 articles
Browse latest View live