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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』 2005年 仁左衛門 勘三郎 段四郎 左衛門 左團次 玉三郎 

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  (春日大社 後演能入り口)





 『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』


 本日、「今日はなんだか、運が良い☆…かも」と、ノーテンキなことを書いていたわたくし。
 やはり、運が良かった^^v
 テレビですが、仁左衛門丈の『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』見られたのですから^^

 仁左衛門丈が二枚目を泳いでおられ、恥ずかしいやら楽しいやら面白いやら…
 見ている方が恥ずかしくなるくらい、ためてひろげてしてやったりと言ったお顔をなさるのね。
 この舞台、テレビで何度も見ているけれど、劇場で見ていたら腰を抜かすのではと思うくらい照れるのね^^
 …と阿呆なことを書き続けておりますが、2005年歌舞伎座の『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』はすばらしゅうございました。
 しかし仁左衛門丈はこの上ない二枚目を演じながら、真面目な顔でお茶目度いっぱいの楽しくコミカルな舞台を演じられたり、真逆の人格を演じられたり360度自由自在なのでしょうか…☆

 
 メモ 1
『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』の源氏店でお富が化粧中のこと。雨宿りがきっかけで家の中にあげてもらった男。
 部屋中の造りや品々をことごとく誉め称える。また庭を見て云々。最後は松の枝振りを褒めちぎる。
 これは江戸時代のマナーだったのでしょうか…?
 昨年少しだけ読ませて頂いた『○○庭訓』にも、屋敷にあげて頂いた時のほめる順序やほめ方が記されていた。
『与話情浮名横櫛〜見染・源氏店』でもこの様子が展開されていたため、興味深く拝見させて頂きました。

 メモ2
 掛け軸
 ぼたんの生け花
 表具のお色が『名作歌舞伎全集』とよく似ており、うれしく感じました^^
        って、どんなメモやのん?
        おお、はずかし!(汗)

  


 みなさま、見て下さいましてありがとうございます☆
 昨日は 456人のみなさまにお越しいただいておりました
 


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データーは衛生劇場様よりお借りしました^^
本編尺:82分
製作年:2005年
出演:片岡仁左衛門 中村勘三郎 市川段四郎 中村源左衛門 市川左團次 坂東玉三郎


世話物は、町人の暮らしや、事件を写実的に描く作品のことで、現代劇のようにリアル。

「しがねぇ恋の情けがあだ」という名台詞が有名な世話物の代表作。江戸狂言らしい粋な風情のなかで男女の数奇な運命を退廃美豊かに描いた作品で、昭和歌謡「お富さん」も大ヒットしたお富と与三郎の物語。仁左衛門の与三郎、玉三郎のお富に加え、左團次の蝙蝠安、段四郎の多左衛門、勘三郎の鳶頭金五郎で。
お富と与三郎は相愛の仲だったが、密会の現場をお富の旦那に見つかり、与三郎はからだに無数の傷を負わされた。それから三年…お富が住む「源氏店」で二人は思いがけず再会する。与三郎がその傷を見せながらお富に恨みを述べる「しがねぇ恋の情けが仇」に始まる名台詞が聞きもの。(2005年/平成17年4月・歌舞伎座)





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