観音寺本堂・礼堂(らいどう)
北野天神参道すぐ左に観音寺本堂・礼堂(らいどう)が鎮座する。
住所 京都市上京区観音寺門前町
説明によると、観音寺は正確には 北野天満宮参道のニの鳥居の西側に位置する。
当建物は本堂(内陣)と礼堂(外陣)を造合(つくりあい)(中陣)でつなぐ複合形式が特徴的な建物と記されていた。
本堂は17世紀前期の建築と考えられている。
本堂は円柱・出組を用いた本格的な構造形式を備えた仏堂。
元禄に増築される。
一方礼堂および造合部分は軸部を角柱・舟肘木(ふなひじき)とするなど簡素な形式。
美しい寺である。
興味深いのは、とある伝冴える。
今一度、下の写真左の青色の矢印を見て頂きたい。
ここにも、謡曲『土蜘蛛』の伝説が残されている。
無声映画である『渋川伴五郎』 1922年 監督:築山光吉 に伴五郎がクモ退治に行くのは、脚本上、霧島。
『観世流謡曲百番集』
謡曲『土蜘蛛』に実際に出てくる地名は奈良の葛城山。
複数の民俗学者は『土蜘蛛』における奈良の葛城山の背景に触れられていた。
伝説・伝承って、興味深いなぁ〜〜^^
『土蜘蛛』については次回につづく