(写真の葉は桐。大きな木に大きな葉。
「でっけいかな、でっけいかなm--m」
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自分でちゃうと突っ込む乱鳥。
『楼門五三桐』の石川五右衛門の台詞
「絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは、小せえ、小せえ。」
桐の葉は大きおすぇ。
奈良 信貴山にて)
『源氏物語1』(新日本古典文学大系 緑)月報
とある理由でこの二日間『源氏物語』「桐壺」(岩波の赤と緑)と格闘していたが、どうやら時間切れ。
家族に相談をすると、赤にも緑にもどんどん書き込み、付箋をつけても良いといってくれた☆これはありがたいと、感謝する。
しかし時間切れは間逃れないので、『源氏物語1』(新日本古典文学大系 緑)月報を読んでいたら、これが面白いのあり、難しいのあり。
結局、機嫌良くそちらに時間を費やした。
1 『源氏物語』の建築 玉上琢弥
冒頭から【『源氏物語』を読んでいると、わたしは能や歌舞伎の舞台を思ってしまう。】と記されている。
この話は興味深かった。
2 群像の表現 佐野みどり
群像の魅力的な形象が認められる。
「鈴虫2」では、対座する源次氏と冷泉家という物語の核は、屋台の構造線に対抗する画面対抗線上に位置
ミラーイメージ
3 地名散策 第三十回 二条城 加納重文
平安の夢の興亡
この辺りは子供の頃からなじみの深いところだったので、昔を重ねて読んでみた。
4 柱記 板本の版面構成 中野三敏
「板心はんしん」
「柱」
「書名」(題中)
「巻数」
「丁付」
「魚尾」【】など
「胡蝶奏」(中国式)
5 次回配本の紹介
「市井の遊びの文学」 鈴木勝忠氏に聞く
俳諧における点取俳諧の位置付け
公には定められた宗師が板。
世の中や流行に則した目似つきやすい作品で、かつ宗師の好みに合わせねば印判をおしてはいただけない。
印判を多くおして頂く種には宗師野最新版のガイドブックを読まねばならない。
芭蕉との対比を記されており、誠にそうだなとも感じた。
芭蕉のように一般的なものは今となってもわかりやすいが、点取俳諧似はニュース性や流行や当時の人々の感覚も練り込まれているので、理解しがたいらしい。
それを見るには随筆・雑書を多く読む野が良いらしい。
おおよそ検討をつけて同じ時代、題材のものを乱読、雑読するよりほか無い。だからたくさん読んだ人がかちだそうです。
みなさま、
見て下さいまして、ありがとうございます。