92; 『北斎漫画3 奇想天外』
北斎漫画 第三巻「奇想天外」
著者:葛飾北斎
出版社:青幻舎 価格:¥ 1,575
『北斎漫画3 奇想天外』を昨日読了。
騙し絵みたいな部分が多く、まぁ!ここも、こんな風にきわどく、えげつのう描いたはりますんぇ
それを見つけるんも楽し押すさかいに、ついジィッと見てしまわはるんどすな、北斎はんの画は…
上は「羅漢舞」と言うのだそうです。
北斎漫画を知る 初編
明治戌寅新刻
北斎漫画十五編
尾陽 東壁堂
上の北斎漫画十五編はざっと読みましやが、わからない字もあるので、全てコピーして再挑戦しようと思います。
「北斎漫画を読む」の中でも横尾忠則氏に言葉には説得力がありました。
『北斎漫画』シリーズは之で三冊目です。今回も楽しませて頂きました。
おもしろいです。『北斎漫画3 奇想天外』
内容紹介
「北斎漫画」ついに完結!
第三巻の「奇想天外」では、和漢の故事や伝説、
芝居の名場面や宗教的画題、幽霊、妖怪といった幻想的な世界を中心に収録。
「狂態百出」「故事拾遺」「百鬼図会」「神仏風姿」の4つのカテゴリーで構成。
逸話や御伽噺、故事古典の画題からはじまり、神仏や聖人、僧侶、
そして天狗や河童まで。
故事古典に関する博識博学ばかりか、北斎の人智を超えた造形力、描写力、そしておどろくべき想像の世界が繰り広げられる。
全三巻を締めくくるものとして、図版の総索引や、
定本に掲載されていた柳亭種彦、式亭三馬による序文もあわせて収録。
北斎は90歳で死の床に就いたとき、神様に 「あと10年ください」と命乞いをしたんです。
しかも、「もし10年が無理なら、せめて5年でもいいから」と、 値切って神様と交渉するんですよね、必死に。(中略)
画家は、ただただ描きたい、それがあるだけなんです。
(横尾忠則氏 インタビューより抜粋)
解説:『北斎漫画』革新の巻 永田生慈
インタビュー:未完の傑作、未完の生涯 横尾忠則
インタビュー:旅する北斎漫画 浦上満
アートディレクション:祖父江慎