『伽羅先代萩〜御殿・床下』藤十郎 時蔵 扇雀 秀太郎 梅玉 幸四郎 吉右衛門『銘作左小刀〜京人形』菊五郎 菊之助
『伽羅先代萩〜御殿・床下』
2013年
72分
カラー
【出演】<御殿>坂田藤十郎、中村時蔵、中村扇雀、片岡秀太郎、中村梅玉<床下>松本幸四郎、中村吉右衛門 仙台伊達藩のお家騒動をもとにした時代物の大作を、歌舞伎座杮葺落公演から。 お家横領を企む仁木弾正らは幼君鶴千代の命を狙おうとするが、乳人政岡が我が子千松とともに若君の守護に努めている。ある日、管領の奥方栄御前が来訪し、鶴千代に毒菓子を勧めるが、毒見役の千松が走り出て菓子を頬張った。弾正の妹八汐になぶり殺しされる千松、それを見ても母親の政岡は顔色ひとつ変えない。栄御前は政岡が味方と思い込み、お家転覆の連判状を渡す。ところが一匹の鼠が現れて連判状奪い去る。荒獅子男之助が鼠を捕えようとすると、鼠に化けた仁木弾正が正体を現し悠々と姿を消すのだった…。藤十郎の乳人政岡に、秀太郎の栄御前、梅玉の八汐、幸四郎の仁木弾正、吉右衛門の荒獅子男之助という豪華配役で。(2013年/平成25年5月・歌舞伎座)
またまた本日、平成25年5月・歌舞伎座の『伽羅先代萩〜御殿・床下』を見入ってしまいました。
今日も書斎に閉じこもる夫を半ば強引に連れ出して、一緒に観る事ができました。
この舞台、好きな役者さんオンパレードです^^
こんな舞台を観られた方はお幸せでしょうと痛感致しました。
秀太郎丈、言い回しと形を決めてくださいます。
表情に迫力あります^^見事です。
藤十郎丈の形でキャー☆うっとり、そして涙を流しながら見ていました。
藤十郎丈の、なぶり殺された子を前にしての七五調のリズムは今回聴いても芸術でした。
そして、仁木弾正登場の床下の場の幸四郎丈と吉右衛門丈で、キャーキャーカッコイイ〜〜!と楽しんでおりました阿呆のわたくしです。
おそらく、一緒に楽しんでいた家族にひんしゅくをかい、毎度の事ではありますが、あきらめられていたと感じまする。
おわりん
『銘作左小刀〜京人形』
出演:尾上菊五郎 尾上菊之助 片岡亀蔵 尾上松也 坂東正之助(現・河原崎権十郎) 澤村田之助
2002年
34分
菊五郎の左甚五郎に、菊之助の京人形の精で、歌舞伎舞踊の魅力あふれる作品を。 彫物の名人左甚五郎は、廓で見初めた傾城の等身大の京人形を彫り、差し向かいで酒盛りを始めた。すると人形が箱から出てきて動き出す。美しい遊女姿であるにも拘わらず、甚五郎が彫ったため、動きが男のように硬い。笑いを誘う人形の無骨な動きが見どころ。甚五郎が鏡を人形の懐へ入れると、途端に人形は傾城の心になり、やさしく優雅な動きに変わる。ここから甚五郎のクドキになり太夫を見初めた日の様子を描く。後半は、大勢の大工を相手にしての立廻りとなり大工道具を用いたタテも見せ場となっている。(2002年/平成14年5月・歌舞伎座)
このお舞台も何度見ていましょうか?
『銘作左小刀〜京人形』、見入ってしまいます。
菊五郎さんと菊之助さんの『京人形』は数年前に夫と一緒に南座か松竹座で拝見させて頂きました。
その時も菊之助さんはたいへん美しいお姿でした。
話は飛びますが、菊之助さんって素顔もかわいらしく、男前で好青年でしたの。
菊之助さんは海老蔵さんと一緒におられる場面に偶然遭遇したのでした。
海老蔵さんは女性のマネージャーさん?とご一緒でしたようすでした。そして菊之助さんはお一人(或は付き人さんは姿を隠しておられたのかな?)で、たいへんまじめそうな好感のもてる役者さんに思えました。
おわりん