三國連太郎さんが語る「本日休診」より
監督:大島渚
原作:武田泰淳
脚本:田村孟
出演:川口小枝 小山明子 佐藤慶 戸浦六宏 観世栄夫 川口秀子 殿山泰司
1966年
100分
モノクロ
関西各地で実際に起きた殺人事件に材をとった武田泰淳の短編の映画化で、2000近い短いショットを集積する手法で性と犯罪、狂気の交錯を描いた大島渚監督の衝撃作。信州の農村、村長の息子と心中を図ったシノは、一人だけ生き残るが、昏睡している間にシノに好意をもっていた英助に犯される。そして、そのことを契機に英助は“白昼の通り魔”となり…。
本日休診
出演:三國連太郎
2010年
15分
カラー
三國連太郎さんが自ら選んだ作品「本日休診」について、見どころや思い出をたっぷり語ります。 ※この番組は2010年11月に衛星劇場で放送したインタビュー番組の再放送です (2010年11月『私の10本―三國連太郎さんが語る『本日休診』』より
監督:渋谷実
原作:井伏鱒二
脚色:斎藤良輔
出演:鶴田浩二 三國連太郎 佐田啓二 淡島千景 角梨枝子 岸惠子 柳永二郎
1952年
松竹
98分
モノクロ
町医者の周囲に起こる騒動をユーモラスに描いた“松竹大船調”を代表する庶民派喜劇。「本日休診」の札を掲げ、昼寝を決め込もうとしていた三雲医院の八春先生。ところが、戦争後遺症の発作が出た患者の戦争ごっこにつき合わされたり、暴漢に襲われたあげく持物を奪われた女性がやってきたり、盲腸患者が担ぎ込まれたり、と先生は次々にやっかいな問題に巻き込まれてしまう。