この五日間、講義漬けだったわたくし
まず前日から、予習復習
これ、前から受講している○文書^^
二日目から五日目は 奈良の由緒深きお寺での夏の講座
これは全国から多くの人びとが集まってこられ、内容が充実
わたくしが今興味を持つ絵巻物、それらには仏教用語が多く出て場合が多いので、それを紐解く種にはたいへん有意義なのではと今回参加した。
一日目
ニコマ 三時間
そのあと、お寺様の普段見ることができない貴重な数カ所に案内される。
この日は炎天下。その中、二時間以上歩き回り汗の中で身を泳がせながら拝見させて頂く。
ぶっ倒れそうに暑い事も忘れるくらいに素晴らしいお宝に出会え、喜びもひとしお。
二日目
三コマ 四時間半
この日から地獄が始まる。
初日に予め手渡された厚い専門用語連発の論文のような資料を手渡されていた。
タカをくくって
『その資料を一夜で全部読むよ!』
と、心で思い、挌闘すること、明け方まで。
二度読み三度読み、線を引き辞書で調べ…。
天皇のお書きになった影印四郎を多く載せて下さってたの。その部分は全てコピーに取り、半分くらいは文字におこしてみた。但し、予め書きおこして下さっている資料も多かったので、わからない部分は非常に助かった。
と言う訳で、わたくし 二日目は徹夜して会場へ向うこととなる。
三コマのうち興味深いものが二講義
仏像
宸翰(しんかん)
特に「宸翰」については、今までにも博物館で何度も見ているので、有意義であった。
「宸翰について」たいへん面白い講義内容だったので、その夜は興奮して目がさえ、また寝そびれた。
三日目
二コマ 三時間
この日興味深かったのは「富本銭」について
富本銭については河○邦彦先生の講演を拝聴したことがある。
だが、前夜魂資料を読み込むのに数時間を要し、難儀し、要約アウトラインをつかみ講義に挑むことができた。
二コマをの講義を楽しませて頂いた後、中○寺、○輪寺、○起寺を拝観。
四日目
二コマ 三時間
「二重屋根の仏堂建徳」「戒律観」
この二つの講座も絵巻物を楽しむ上で役にたつと思い予習に挑み、寝そびれる。
二重屋根の仏堂建徳、戒律観の資料は共に専門用語が多く、チンプンカンプンで、わたくしを手こずらせる。
何度も読み、線を引き、調べ、くたびれた雑巾のようになった。
だがこれが修行の一つかもしれないと、ふと悟る。
四日間寝不足の身を奮い立たせ、貴重なお話を拝聴させて頂く。
座禅の心境、比叡山の修行僧の千日回峯行をふと思い浮かべ、ほくそ笑む。
日本の修行はすごい。
ある意味、イスラム教のラマダーンなどとは比較出来ないくらいにすごいことだと、仏教を思う。
千日回峯行は感動し身震いする。
そうして、四日間の最後の講座で良いことをおっしゃった。
仏教は ガチガチに守らなくても良い
たとえは、六時礼法
夜中の修行→昼に変更 これをケロッとして、軽くやる
このようなことを
仏教では【方便】という
最後に
一日目と三日目にお話し下さった僧侶の有難いお言葉を記しておきたい
今をどう考えてどう生きるか
たいへん有難いお言葉が、心に染み入る。
今をどう考えてどう生きるか…
わたくしはかねてから上の言葉を、次の様に書き続けてきた。
楽しい時間をつなぎあわせていきたい
諸々の講座連続五日間合計 十コマプラスαー
これらを終え、今、平常心を取り戻す。
時間が鼓動を続ける。
今日を、今を、充実させよう☆