『インカ帝国展−マチュピチュ「発見」100年』を楽しんだ後、京都府京都文化博物館二階総合展示室の「京の歴史」を見る。
京都府京都文化博物館二階総合展示室の「京の歴史」を見るのは初めてではない。
以前も見たが、今回も大画面映像による時代別絵巻物風映像が四つ。
壁面いっぱいに映し出され、個々でも楽しめ、また、時代別を一気に楽しむといった味わい方も試みる事ができる。
京都に住む時代別の貴族や庶民や賤民の様子がいきいきと描き出され、ずっと見ていたい心境になるのだが、昼の三時になっても昼食を後回しにして展示物を見ていたため、小半時間で断念。
後ろ髪がひかれる思いで、会場を後にする。
この部屋には「北野天神縁起絵巻」なども例に挙げて説明したパネルが展示される。
絵は 道真が雷さまになって…の場面。
栗栗お目めのカワイイ雷さまのやることなす事伝説にわをかけた楽しいストーリーで展開する絵巻物は二種類で読んだが、好きな絵巻物の一つ。
こういった絵が上げられていると、『あらら!うれしいわ!』と内心よろこびころこび、ほくそ笑む☆
京都府京都文化博物館二階総合展示室「京の歴史」の時代別四映像は楽しい☆
腰をかけてじっくりと画面を見る事もできる。
小さなお子様でも楽しむ事ができるように工夫された二階展示は、たいへん良いなと感じる。
小学校低学年くらいまでにこういった楽しい博物館に出会う事ができると、将来的に博物館や美術館が好きになる人が増えるかもしれないなと感じた。
京都府京都文化博物館も素晴らしい博物館だと思う☆