写真は慈光院(奈良 大和郡山市)の本堂「方丈」
「方丈」とは、 寺でいう「方丈」とは
方丈とは
一丈(約三メートル)四方(の室)。 寺の中にある、住持の居所。転じて、住持。住職。方丈とは
日野の "方丈" の庵
方丈記とは
1 丈四方 ( = 5.5 畳) 程度のわびしい住まいの中で執筆された。
上のイメージが大きいので、寺に行き 「方丈の間」を見るとどこもかしこも広くて明るくて立派で、戸惑ってしまう。
上に記したように、「方丈」とは元々はこじんまりとした割合に狭い空間。それが後に「寺の中にある、住持の居所。転じて、住持。住職」となったのであろう経緯はうかがえるが、さらに転じて元々はこじんまりとした空間であったが、住職などがより居心地よく、広く美しい空間を展開させたのではないかと考えるが、真意は定かではない。
確かにてらには「方丈」と行った間が設けられている処を多く見るが、二畳、三畳のように茶室のような広さは言い過ぎであるが、五、五畳といった茶室のような狭い空間の寺の「方丈の間」を見た試しがない。
このことを疑問に感じ家族と共に話していると、それを聞いた慈光院のご住職が親切に教えてくださった。
「確かに方丈は狭いという意味があるのですが、住職などが利用するという意味も、方丈という言葉にはあるのです。」
今更のように「方丈」という意味を調べ、ご住職のおっしゃる通りだと感心した^^
尚、慈光院の場合は本堂を兼ねた立派な「方丈」という間であったことを、付け加えておきたい。
以下の写真は、奈良 慈光院の 方丈(本堂)
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