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『太宰治』2  細谷博 著   筆名の〈軽み〉/ 『魚服記』  岩波新書560

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キャンドバーン イラン

 

 

    『太宰治』2  細谷博 著   筆名の〈軽み〉/ 『魚服記』  岩波新書560

 

 

 詳しく親切に解説されている書、『太宰治』  乱鳥のノート

 

『たづねびと』

『津軽』 子守、たけ  17

 

 文学への目覚め  17

   芥川に影響を受ける

 

 筆名の〈軽み〉  18-

   ダ ザイン(現存在)

   ダダイズム

   太宰府(菅原道眞)

   堕罪(罪悪感から)

これらのように諸説があるが、筆者は、「筆名の〈軽み〉」と捉えられている。

 

ダ ザインとは

 Dasein (ダーザイン、ドイツ語発音: [ˈdaːzaɪn])は、ドイツ語

 文字どおりに直訳して「ここにいる」という意味である。

 哲学用語でもあり、現存在(げんそんざい)とも訳されている。

 

Dasein    『ウィキペディア(Wikipedia)

 ダーザイン、ドイツ語発音: [ˈdaːzaɪn])は、ドイツ語で文字どおりに直訳して「ここにいる」という意味である。

 哲学用語でもあり、現存在(げんそんざい)とも訳されている。

 

現存在とは

 デジタル大辞泉《(ドイツ)Dasein》ハイデッガーの実存哲学の用語。自己を現にそこ(da)にあるものとして自覚する存在。人間的実存のこと。

 

『列車』   22

 作家になろうと密かに願望する出発の象徴作品

 作家 太宰治の誕生     

 

『思い出』

『魚服記』(少女)

 

『魚服記』   23

 タイトルの漢字の並びと響きが気にかかった。

 また、本書にもこのように載っていた。

  小屋を飛び出したスワは、吹雪の中「おど!」っと一声叫んで身を投げる。気がつくと鮒に返信しており、、、、、、「くるくると木の葉のように吸い込まれた」

 

『魚服記』とは(世界大百科事典)

…そのなかで《葉》(1934)は習作の断簡によって構成された異色の作品。左翼運動からの転向後最初に書かれた《思ひ出》(1933)は幼年期から中学時代までの特異な感受性の成長をすなおに描き出した自伝的小説であり,《魚服記》(1933)は作者の内面の苦悩と民話的世界とが一体となった変身譚である。作者のユーモアやストーリー・テラーとしての才能を生かしたものに《ロマネスク》《彼は昔の彼ならず》(ともに1934)などがある。…

 

『魚服記』を見ると、多くの論文が出てきた。

 何か重要な作品らしい。

 今は本書『太宰治』を先に進み、自分なりに勉強させていただきたいとは思っているが、書いている作品はいずれ全て読もうと思っている。

 太宰治は以前は文庫本を何冊かは持っていたが、全集は持ってない。

 幸い、図書館の近日中の長期休みを理由に分厚い全集の何冊かをお借りした。

 数冊の全集に、上の作品が載っていたらと思う。

 

『魚服記』   23

 再度の投身

〈再度の投身〉をどう考えるか、多くを論じられている。

 上にも書いたが、ネット上で公開されているものだけでも多くの論文が公開されていたので、〈再度の投身〉ついて書かれたものもあるのだろうと感じた。

 

『魚服記』   24

 『雨月物語』「夢応の鯉魚(りぎょ)」

   読みたくなったが、『上田秋成集』の(日本古典文学全集 赤)には『魚服記』 は載ってない。

   緑には『雨月物語』や上田秋成がなかった、、、

 

『山の人生』柳田國男  24-

 

 本書には井伏鱒二の話が出てくる。

 太宰治全集を選んでいるときに、確か、井伏鱒二や川端康成の解説(?)が載っていたような気がする。

 こういった関係性も、重要だと今になって再確認した。

 

『思い出』

 

 中途半端だが、今は27ページまで。

 

 話はずれるが、我が学生時代には、大江健三郎が流行っていた。

 特に京都の某大学男子学生は、ジーパンの後ろポケットに大江健三郎をの文庫本を密かに(実は目立たせて)忍ばせておくのが流行っていた。

「僕は、京 大●生ですよ、、、」

って、奇妙なアプローチが流行っていたことを思い出す。

 

 

 

『太宰治』

細谷博 著

岩波新書560

215ページ

 

 

 

 


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