映画『櫂』 4,1★/5 134分 監督 五社英雄 脚本 高田宏治 原作 宮尾登美子 緒形拳 十朱幸代 名取裕子 石原真理子 他
以前にも見た映画『櫂』を今一度みた。
原作が宮尾登美子だけになかなか細やかに社会を描きこんでいる。
少女の買い付けの場面などは『陽暉楼』と同じく今では考えられない少女の姿を画面に映し出される。
違和感があるが、以前に見たときにはさほど違和感なく見ることができたのは、社会情勢や国民の●春に対する感覚や受け止め方が大きく変化したからであろうと考える。
緒方拳出演のこのころの映画は私が若い頃にほとんど見ているが、今見ても重厚で興味深い。
今回も見たとい簡単な記録のみにて失礼申し上げます。
映画『櫂』
大正・昭和の高知を舞台に、女衒一家の波瀾にとんだ事件の数々と、妻と夫の別離を描く。宮尾登美子の同名小説を「北の螢」の高田宏治が脚本化。監督も同作の五社英雄、撮影も同作の森田富士郎がそれぞれ担当。
1985年製作/134分/日本
原題:Kai
配給:東映
監督 五社英雄
脚本 高田宏治
原作 宮尾登美子
緒形拳
十朱幸代
名取裕子
石原真理子 他