イスタンブールの車(?)のパン屋さん
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン エピソードII 』11話〜15話
オスマン帝国を46年もの長きにわたり統治し、最盛期に導いた“The Magnificent”第10代皇帝スレイマン。その栄華に彩られた宮廷ハレムを舞台に、寵妃ヒュッレムを中心とした女性たちの、熾烈な権力争いとロマンスを、圧倒的映像美と壮大なスケールで描いた超大作。トルコのみならず中東、東欧、アジアをはじめとする世界90カ国以上で放送され、高視聴率を記録した大ヒットドラマ。
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン エピソードI 』は48話
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン エピソードII 』は89話
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン エピソードIII』は92話
5〜10話に続いて、さらに偶像崇拝禁止のイスラム教と、芸術として崇める基本キリスト教圏であるヨーロッパなどの思想の違いや捉え方は見もの。
トルコの皇女は子供熱を出したのも、ゼウスなどの彫刻を庭に置いたからだと考え、夫の遠征中に彫像(偶像)に布をお追いかけて顔を隠す。
トリコの詩人は、彫刻を見つけては、「イスラム教に反する」と言い、布をかけた像を見ては、「まともだ。救われた(要約)」と言い、再び布を外されると「イスラム教の冒涜だ」と騒ぎ、噂をする。
途中11話あたりで、男たちが話になって、アーシューラーの行進のように、右手で左胸(心臓の上)を叩きながら、アラーを崇め奉る歌を歌う。
伴奏は、当然、歌に右手で左胸(心臓の上)を叩く音が重なる。
アーシューラーの行進のの場合、男たちは上半身裸だったように思う。
右手で左胸(心臓の上)を叩いたり、チェーンがいくつもついたムチで胸や背中を叩くのは、神の痛みを分かつ為だと聞いたような気がする。
ただし私がアーシューラーを見たのは、トルコではなく、イランであった。
1話平均1時間の中に、多くのドラマが同時進行し、また喜劇も織り交ぜられており、長編ドラマだが飽きることなく面白みを感じる。
この分だと、もうしばらくは、オスマントルコシリーズを見る日が続きそうである。
このドラマは、イランやトルコやヨーロッパ7ケ国(正確には8ケ国)やエジプトに行き満足感を得たことのある私には、興味深いドラマである。
ことに、イスラム教とキリスト教、イスラム教徒とユダヤ人の関係が、11〜15話では興味深かった。
また、スペインの王女様がオスマントルコの王様であるスレイマンに向かって、絶えず
「野蛮人」
「目から火は吹いていないのね」
といい放っていたことも興味深かった。
史実に基づいて、細部も細やかに表現すると、こう行った話もこのように面白くなるのかと、感心した。
今回も簡単な、見たという記録のみにて失礼申し上げます。
第11話 写真無し
第11話 (字幕版)招かれざる客
傲慢にならないと誓ったスレイマン皇帝だが、冷酷帝こと父セリム皇帝に似てきたと母后に言われたことが気になっていた。狩猟の館にいる女性が皇帝の客人だと知ったヒュッレムは嫉妬心の塊に。
第12話 (字幕版)疑心
園庭で皇帝スレイマンと母后のよそよそしい様子を見た皇帝妃マヒデブランは2人の間に何かあったのではと怪しむ。反乱鎮圧の命令を受けアナトリアへ遠征した大宰相イブラヒムは反乱者の旺盛な勢いに水を差すべく秘策を弄する。
第13話 (字幕版)燃え上がる炎
狩猟の館に行ったヒュッレムは、スレイマン皇帝が女性と一緒にいるのを目撃。アナトリアに遠征中のイブラヒムは反乱の扇動者や支持者を説得しようと試みるが、交渉は暗礁に乗り上げていた。
第14話 (字幕版)皇帝の計略
皇女ハティジェの屋敷でカスティーリャ王女イサベラに初めて会った皇帝妃ヒュッレムは、顔が青ざめ、体調を崩す。アナトリアの反乱は大宰相イブラヒムの計略が功を奏して収束へ向かう。
第15話 (字幕版)危険な一手
狩猟の館でスレイマン皇帝はイサベラ王女に口づけをする。それを目撃したニギャールはヒュッレムに報告。嫉妬に駆られたヒュッレムは、激情に任せて王女のいる大宰相邸に乗り込む。配信期間:~2022年01月29日 23時59分