シャムシール村(わ託したち夫婦が日本人初としてこの村を訪れたらしい)
『パイドン』 15 プラトン著(ソクラテス「肉体は、愛欲、欲望、恐怖、あらゆる種類の妄想、数々のたわごとで我々を満たし云々。探求の最中で再び肉体にいたるところに出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。」)
プラトン P.35-37 (三)
(三)(要約)
哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体の分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしているものであるのだから。
ソクラテス
肉体は、また、愛欲、欲望、恐怖、あらゆる種類の妄想、数々のたわごとで我々を満たし、ことわざにも言われているように、我々は肉体のために、なにかを真実に、また、本当に考えることが決してできないのである。
ソクラテス
探求の最中で再び肉体にいたるところに出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。
ソクラテス
我々は肉体のために真実を見ることができなくなる。
ソクラテス
大切な内容が長く話される(省略)
ソクラテス
清浄でないものが清浄スァルものに触れることは、釜の許さないことであろうから。
ソクラテス
大切な内容が長く話される(省略)
ソクラテス
浄化(カルタシス)の話えとうつる。P.37
『パイドン』魂の不死について
プラトン著
岩田靖夫訳
岩波文庫 青602-2
他 Wikipediaなど
『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo 『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」) 『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物) 『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」) 『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者)) 『パイドン』 5 プラトン著 (パイドンとソクラテス / シミアスとケベス 対 ソクラテス / ピタゴラス派、ピタゴラス、ピタゴラス学派) 『パイドン』 6 プラトン著 (激しい問と答の激突は、この対話篇において、プラトンがいかに歴史的なソクラテスの生きた対話の有様の再現を意図したかを雄弁に物語る。) 『パイドン』 7 プラトン著 (『ゴルギアス』「いかに生きるべきか」「どんなに人が幸福であり、どんなに人が不幸であるかを知ることである。」「正義とは何であるか」) 『パイドン』 8 プラトン著 (ソクラテスの求めていたもの、、、、、プラトンのイデア論が成立する。 / 言葉memo イデア論(初期、中期、後期)) 『パイドン』 9 プラトン著 (『パイドン』のソクラテスと歴史的ソクラテスの差異がある(多くの研究者)) 『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では 物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。 / 言葉memo 「エケクラテス」) 『パイドン』 11 プラトン著(エケクラテス「裁判は遥か以前に終わったのに、彼が亡くなられたのは随分後なのはどうしてか?」パイドン「アテナイ人の伝説(ミーノータウロスの退治)による」) 『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」) 『パイドン』 13 プラトン著(クリトン「君に毒薬を与える役目の男が、できるだけ話し合いをしないよう、君に告げてく。と、先ほどから僕に言っているんだ。」) 『パイドン』 14 プラトン著(ソクラテス「哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体の分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしているものであるのだから。」) 『パイドン』 15 プラトン著(ソクラテス「肉体は、愛欲、欲望、恐怖、妄想、数々のたわごとで我々を満たし云々。探求の最中で再び肉体に出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。」)