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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『パイドロス』 読了   プラトン著 23 (エロースにおける詳しい弁論は読み応えがあり、ソクラテスとパイドロスのやりとりが面白かった。)

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『パイドロス』 読了   プラトン著 23 (エロースにおける詳しい弁論は読み応えがあり、ソクラテスとパイドロスのやりとりが面白かった。)

 

 

 エロースにおける詳しい弁論は何度も読まねばならぬくらい読み応えがあり、そして ソクラテスとパイドロスのやりとりがとても面白かった。

 

『パイドロス』プラトン著 1 (ソクラテスがパイドロスと出くわすところから話は始まる。「やあ、パイドロス、どこへ?そしてどこから来たのかね」) 『パイドロス』プラトン著 2 (パイドロス 「ケパロスの息子のリュシアスのところから来ました。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 3 (パイドロス 「アクノメスの言に従って、大道を闊歩(かっぽ)することにしています。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 4 (パイドロス 「自分を恋しているものより、恋して無い者こそ、むしろ身をまかせるべきであると」ソクラテス「おお、心けだかき男よ!」) 『パイドロス』プラトン著 5 (パイドロス 「われ、汝に誓う」ソクラテス「さらば、調べ高きムッサの神たちよ、いざ、われをみちびきたまえ。」) 『パイドロス』プラトン著 6 (ソクラテスの言葉memo 「ニュンフ」(ギリシア神話:精霊あるいは女神)「ディテュランボス」(古代ギリシアの讃歌の一種)) 『パイドロス』プラトン著 7 (ソクラテス P.40-41:安部公房氏の「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」を思い浮かべる。) 『パイドロス』プラトン著 8 (ソクラテス 「よわい同じからざれば、たのしみも同じからず」・・・・・・・・・・飽きが来る) 『パイドロス』プラトン著 9 (ソクラテス 「魂は全て不死なるもの」→「さて、魂の不死については、これでじゅうぶんに語られた。」 『パイドロス』プラトン著 10 (ソクラテス 「魂の本来の相(姿)について、語らねばならない」→「神の御心のままに委ねるがよい。」(イランなどでは、「神のみぞ知る)」 『パイドロス』プラトン著 11 (ことばmemo アドラステイア アドラステア (Adrastea)  アドラステイアー / ネメシス ) 『パイドロス』プラトン著 12 (パイドロスのために、一種詩的は話し方をしなければなりませんでした。・・・・・不具にしてしまわれたりすることがありませんように。) 『パイドロス』プラトン著 13 (ソクラテス「政務委員会により議決されたり」とか「民会により議決されたり」批判 / 現在「専門家の意見を参考にして「専門者会議を元に」) 『パイドロス』プラトン著 14 (話したり考えたりする力を得るために、この分割と総合の方法を、僕の恋人のように大切にしているばかりでなく、また他も人にも・・・・・。) 『パイドロス』プラトン著 15 (言葉memo アドラストス「獅子と猪に娘を嫁がせよ」 / ペリクレス「貧しいことは恥ずべきことではない。・・・・・。」) 『パイドロス』プラトン著 16 (言葉memo ヒポクラテス『ヒポクラテスの誓い』また、医学を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させたことが挙げられる。) 『パイドロス』プラトン著 17 (*ソクラテス「狼の言い分でさえ聞いてやるべきだ」 *パイドロス あなたもまた是非それを実行してください。) 『パイドロス』プラトン著 18 (言葉memo「イビス」(イビスと呼ばれる聖鳥として仕えていた。)/「テウト」(はじめて算術と計算、幾何学と天文学、さらに将棋と双六などを発明した神)) 『パイドロス』プラトン著 19 (エジプトを例に長々と続くソクラテスの話に対し、パイドロス言う「ソクラテス、あなたはエジプトの話でも、また気の向くままにどこの国の話でも、楽々に捜索されますね。」と。) 『パイドロス』プラトン著 20 (パイドロス「くだらない慰みのことを思えば、ソクラテス、あなたの言われるような慰みは、なんとこよなく美しいものでしょう。」) 『パイドロス』プラトン著 21 (ソクラテス「その事実を知り、本質、それ自体に即して、定義し、今度は逆に、あたえ分割、分解。複雑な性格の魂への適用。」) 『パイドロス』プラトン著 22 (言葉memo「インクラテス」(プラトンとの関係性は別として、プラトンが文体の影響を受けたと言う)) 『パイドロス』 読了   プラトン著 23 (エロースにおける詳しい弁論は読み応えがあり、ソクラテスとパイドロスのやりとりが面白かった。)

 

 プラトン著 

 藤沢令夫訳

 岩波文庫 青01−5

Wikipedia

 

 


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