『パイドロス』プラトン著 7 (ソクラテス P.40:安部公房氏の「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」を思い浮かべる。)
P.40-41
ソクラテス
・・・・・・さて、恋する人間とは・・・・・・
の部分で、逆に、広義に捉えた場合、安部公房氏の「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」という言葉を思い浮かべてしまうが、私の取り違えだろうか。
『パイドロス』の・・・・・・さて、恋する人間とは・・・・・・
では、自分より弱者とも言えるべき対象に愛を注ぐ傾向を描いているような気がする。
参考
『パイドロス』
プラトン著
藤沢令夫訳
岩波文庫 青01−5
Wikipedia
『パイドロス』プラトン著 1 (ソクラテスがパイドロスと出くわすところから話は始まる。「やあ、パイドロス、どこへ?そしてどこから来たのかね」) 『パイドロス』プラトン著 2 (パイドロス 「ケパロスの息子のリュシアスのところから来ました。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 3 (パイドロス 「アクノメスの言に従って、大道を闊歩(かっぽ)することにしています。・・・・・・・」) 『パイドロス』プラトン著 4 (パイドロス 「自分を恋しているものより、恋して無い者こそ、むしろ身をまかせるべきであると」ソクラテス「おお、心けだかき男よ!」) 『パイドロス』プラトン著 5 (パイドロス 「われ、汝に誓う」ソクラテス「さらば、調べ高きムッサの神たちよ、いざ、われをみちびきたまえ。」) 『パイドロス』プラトン著 6 (ソクラテスの言葉memo 「ニュンフ」(ギリシア神話:精霊あるいは女神)「ディテュランボス」(古代ギリシアの讃歌の一種)) 『パイドロス』プラトン著 7 (ソクラテス P.40-41:安部公房氏の「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」を思い浮かべる。)