地域振興券
コロナや時短の意味もあって、ほぼ、生協やネットスーパーやネットショッピングばかりでやり過ごしていたわたし。
地域振興券を頂戴したので、久しぶりに買い物に行くと、スーパの品々は安い。
安いとあって、店内はバカほど人で溢れかえっている。
暴力的にカートで背中を押され、店内を逆流しようものなら、一騎打ちの始末で前に動けない。
時すでに師走。ひらがな四十七文字の鐘ならず、店内の安売り案内鳴り響く。
駆け足で必要な品だけをカゴに入れるが、レジに並ぶこと、20分。
横にも近しい人、人、人。前に後ろにと、長蛇の列である。
後ろに並んだご婦人は、我順番抜かさせんとばかりに30センチ程におし迫り来る。
殴られるのを覚悟の上で、「もう少し、距離を保ちません?でしょうか?」と願い出る。
ご婦人、何の事なのと、不信顔。足元のマークを見て漸く納得。
密、密、密。なんのことやらの、地域振興券である。
三みつもへったくれも無い振興券
感染対策 考えんかい! みつ芋