竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年 築地善交作 北尾重政画
15
早稲田大学 古典籍総合データベース
十三丁裏
さてりやうぢ
のしかたを
みるに、いや
はや、おそれ
入たるもの
まづ大がま
にせいろう
をかけて
ゆげのさかん
に上るこゝろへ
かヲを出し、
ずいぶんよく
むきせふけ
がとをりて
ちうもん
どをりのめん
がたをこし
つへをき、それ
/″\にかぶせ
風ふきへ
出して
さま申せ
ます、
十四丁表
とうやら女護の
志まで井戸を
のぞくこといふ
ところも
あるのう
十三丁裏
おりやう
ぢも
あれば
あるもの
じや
十三丁裏
ちうもんに
ちがハねやうにして
下さりませ
十四丁表
いたした
めんかたを
かふせら
れ
かせに
ふかれ
て
ゐる
わい
な
めんかた
面型