映画『屍人荘の殺人』
映画『屍人荘の殺人』 をドラマ感覚で見た。
中村倫也扮する明智の
「明智です、明智です。道を開けてください。」
などをはじめとしたほとば遊び、多し。
中村倫也の個性が生かされていた。
筋書きは、アハハ〜〜ン、であった。
だが、2019年にゾンビ化させる細菌兵器を持ったオレンジ色の注射器を持つ複数名の輩が、パーティに侵入するうしろ姿と、現在のコロナとを重複して思い浮かべてしまう。
空恐ろしく感じた。
舞台はゾンビと殺人を絡み合わせ、最後は、ゾンビ化した明智が思った通りの展開で、幕。
結局、細菌兵器には触れられず、潔く茶番劇を演じ終える。
後には、中村倫也の細やかでコミカルな演技の表情や声色だけが印象に残った。
こういった娯楽的映画もまた乙なものである。
制作年/2019 制作国/日本 内容時間/121分 監督 木村ひさし 脚本 蒔田光治 撮影 葛西誉仁 音楽 Tangerin House
葉村譲 神木隆之介 剣崎比留子 浜辺美波 明智恭介 中村倫也 進藤歩 葉山奨之 重元充 矢本悠馬 静原美冬 山田杏奈 管野唯人 池田鉄洋 立浪波流也 古川雄輝 七宮兼光 柄本時生
今回もネタバレなしの簡単な記録のみにて、失礼いたします。