絵図は二巻
『年中行事絵巻』39 【巻四 射遣(いのこし) 賭弓】十九紙〜二十二紙 中央公論社 小松茂実編
日本絵巻大成 8 巻四 十六紙〜十九紙
射遣(いのこし)賭弓
弓場殿
帝
格挟間(こうざま)の床の上に椅子(いし)に座る。
左右に、近衛と兵衛の四大将。
射手の奏。
格挟間(こうざま)
牙象 (げじょう) ,眼象 (げんじょう) ともいう。
須弥壇 (しゅみだん) や仏壇などの基壇部の側面を装飾するために施された刳 (く) り物。
台脚を固定するための連結材が装飾化したもの。
牙象 (げじょう)
象の上あごにある長く伸びた一対の門歯。
細かい木目状の縞模様があり、適度の硬さなので細工物に用いられた。
眼象 (げんじょう)
狭間(こう‐ざま)
【格▽狭間/香▽狭間】 の解説 壇の羽目や台・露盤などの側面に彫り込んだ刳形 (くりかた) の装飾。
牙象 (げじょう) 。
眼象 (げんじょう) 。