跋 (バツ・ふむ)
1.ふみつける。ふむ。ふみつけて歩く。 「跋渉」 2.とびはねる。 「跋扈(ばっこ)」 跋文(ばつぶん) 1 書物の、本文の後に書く文章。跋(ばつ)。今昔狐夜噺十四丁裏
跋
一九画作(ぐわさく)と。いかめしく記(しる)しぬるを。予が
□(欠け)か目(め)の秤(はかり)にかけて。彼(かれ)が出世(せ)と作(さく)とを
ためし見るに。あわや秤(はかり)の倅(さほ)の中程(なかほど)
よりおれたきハ。いづ神をかろしとも
わかたず。画(ゑ)ハおしつよく。作(さく)ハおしの
おもきなへと。例(れつ)のにくまれ口を
雪亭(せつてい)主人か帰(かへ)り
がけの駄賃(だちん)にいふ