写真は 矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)矢田式内大社にて
(蛇がとぐろを巻いているように見えないこともない宇賀神像を思い浮かべた。)
テレビで、 奈良の喜光寺にも祀られている宇賀神像を印刷された赤い紙に、御住職らしき方が御朱印の様な形で、寺名などを書かれていた。
喜光寺によれば、只今の流行病を鑑みられた様で、
「宇賀神像は疫病退散にも云々」
と申されていた。
又、下の様にもおっしゃっていた。
「赤の紙にも意味があります(要約)」
なるほど、古代の石棺には腐敗も兼ねて「朱銀」が使え荒れていたり、疫病神で言えば赤鍾馗様を逆さまに吊るせば、伝承として、疱瘡に良いとされていた。
柳田國男氏も「赤」に付いて記されている。
宇賀神像は何度か見たことがある。
ウィキペディアによれば、宇賀神像は弁財天。
1)日本神話に出てくる「宇迦耶(うがや)」に由来
2)蛇神・龍神の化身
3)仏教の神(天)である弁財天と習合
4)出自が不明で、経典では穀霊神
5)8世紀の『丹後國風土記』のトヨウケビの羽衣伝説と同様の、「水浴びをしていた天女の一人が老夫婦に衣を隠され天に帰れなくなり、万病に効く酒を造って老夫婦に財をもたらしたが、翁に追い出され、辿り着いた丹後の奈具村で宇賀女神として祀られた」という伝承
上の伝承を受けての御朱印であろう。
尚、 喜光寺は奈良の東大寺の伽藍の元になったと、講義で聞いた事がある。