『疱瘡心得草』3 02裏:挿絵 03表:本文 志水軒朱蘭 述
『疱瘡心得草』 志水軒朱蘭 述
一冊
出版 蓍屋善助
寛政10 [1798]
国立国会図書館デジタルコレクション
請求番号 852-26
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『疱瘡心得草』
国立国会図書館所蔵
02裏 右 挿絵
紅梅(こうばい)
盛(さかり)
能(の)
躰(てい)
国立国会図書館所蔵
03表 左
疱瘡(ほうさう)はじめ終(おわり)の日数(ひかず)心得(こゝろへ)の事
熱蒸(ねつしやう)とて三日有、俗に「ほとおり」といひ、又は「序病」(じよやみ)といふ
見点(けんてん)とて三日有、俗に「出そろひ」といふ
潅漿(きちやう)とて三日有、俗に「水もり」といふ
貫膿(くわんのう)とて三日有、俗に「山あげ」といふ
収厭(しゆえん)とて三日有、俗に「かせ」といふ
かくのごとく三日づゝにて十五日をへて後(のち)、瘡(かさ)のふた落(おち)
て愈(いゆ)るを「順症」といふ 出そろひゟ 風にあてべからず、 痘(いも)
かろく見へても外(ほか)へ出(いだす)べからず、 水(みづ)とりは 前後大事(ぜんごだいじ)なり
かきやぶる事(こと)を気を付(つく)べし 「やまあげ」「かせ」はじめなり
ほとおり
ほとぼり
かせ
カサカサしたカサブタのことか、
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『疱瘡心得草』3 02裏:挿絵 03表:本文 志水軒朱蘭 述
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