『伊勢音頭恋寝刃』1999 歌舞伎座 片岡考夫 玉三郎 歌右衛門 勘三郎 田之助 中村扇雀 中村翫雀 他
寛政8年(1794)7月、大坂 角の芝居にて初演。近松徳三ほか作
久々に『伊勢音頭恋寝刃』を見た。
片岡考夫 玉三郎 歌右衛門の組み合わせは、歌舞伎チャンネルだったか衛星劇場だったかで何度も見た舞台の為、懐かしく感じる。
それにしても、豪華な顔ぶれである。
考えただけでもワクワクするのに、考玉とあっては劇場でなく見ちゃって「面目無い!」と言い、一礼して手を合わせて拝みつつ見たくなるお舞台^^
ま!私ったら、
乙女^^ (アホか!)
「音頭の始まり、始まりぃ〜〜〜」
の言葉とともに、次の場面を想像し、奥庭の場での一部始終で、観客は圧倒される。
ただ残酷なだけに終わらず、片岡考夫 玉三郎 歌右衛門の組み合わせでは、十人斬りの場で、ユーモアも交えられており、こういった演出も印象深い。
見得よろしくとばかりに、形良く決める考夫(現在 仁左衛門)はほんに良い役者である。
ブラボー〜〜〜!