棒読みのような口調で異形を演じるのが巧い(うまい)俳優は、台詞を言うより、相手の台詞を受けてどう応じるかのほうが大切だと言う。 朝日新聞 折々のことば
折々のことば 鷲田清一 1375
朝日新聞2月14日 木曜日 朝刊
僕は、芝居で大事なのはリアクションだと思っているところがあります。
岸辺 一徳
棒読みのような口調で異形を演じるのが巧い(うまい)俳優は、台詞を言うより、相手の台詞を受けてどう応じるかのほうが大切だと言う。だから「自分が映ってないカットでも、誰かがやっているのならちゃんと向こう側に座って相手をする。」と。出るのではなく、受けると言う演技。映画史研究家・春日太一の連載「役者は言葉でできている」
(「週刊ポスト」昨年11月23日号)から。
その通りだと思いましたので、
朝日新聞2月14日一面 折々のことば 鷲田清一 1375を写す。