『開館15周年記念 輝ける皇妃 エリザベート展』
エリザベート生誕175周年記念。
「星の髪飾り」日本初公開!
9月7日〜10月28日
美術館えきKYOTOで 『開館15周年記念 輝ける皇妃 エリザベート展』を見る。
19世紀末のヨーロッパ世界の大革命の中、数奇な運命に翻弄された絶世の美女・オーストリア皇妃エリザベート(1837−1898)。
「シシィ」の愛称で国民から広く愛された彼女は、わずか16歳にしてヨーロッパ王家の名門ハプスブルク家の皇帝 フランツ・ヨーゼフ1世に嫁ぎますが、旧態依然とした宮廷生活には馴染めず、現実から逃避し、生涯自らの美と自由を追い続け、贅の限りを尽くした生活を送る。
その一方で彼女は国家のあり方としての共和制に関心を寄せ、ハンガリーの建国にも尽力しました。
晩年は、宮廷を離れた孤独な旅の果てに、テロリス トの暗殺による悲劇的な最期を遂げる。
ハプスブルク家をはじめ、ヨーロッパ各地の美術館や個人が秘蔵する遺品から、絵画、装飾品、工芸品など、選り抜かれた約120点の品々展示。
エリザベートが最も愛した肖像画『オーストリア皇妃エリザベート』(1865年・ヴィンターハルター作)に描かれた「星の髪飾り」を日本初公開。
日本初公開!伝説の「星の髪飾り」
ヴィンターハルターの描いた有名な肖像画皇妃エリザベートの肖像画に見られる「星の髪飾り」は、ダイヤモンドの星型は、 八角形と十角形のものが造られたことが知られています。
この「星の髪飾り」はエリザベートの夫である皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が、愛する妻のためにオーストリア宮廷・皇帝御用達の宝石店ケッヒャート社(十角形)ロゼット&フィッシュマイスター社(八角形)に造らせたもの。
エリザベートは「星の髪飾り」のいくつかを女官たちに下賜(げし)し、女官たちはそれぞれ家族で大事に受け継いでいきました。
今回の出品の目玉のひとつは八角形の「星の髪飾り」
きらきら輝いていました(笑)
会場の記述説明によれば、十字星の髪飾りは頭の上の方、下の方に八角星のペンダントをつけたとのこと。
なぜだろうと尋ねるので
「美への追求でしょう(例えば、顔が小さく見えるとか立体的に見えうとか美しく見えるとか…)」
とわかったような答えをする。
以前『ハプスブルグ展』(京都国立博物館)にも一緒に行った同行者は、大きくうなずいていました。
威嚇するほどに、ごっつい警備員が作品観覧者の邪魔になるようなにらみ付けた雰囲気の悪い仁王立ち、そして表情で、たぶんほとんどいないだろうと思われる悪さする人をみはっておられました。(笑)
なので、頭の中は
〜〜ルパンルパン〜〜〜!
ジャジャジャ ジャン〜ジャァ〜ジャジャン〜
の音楽が流れ続けていました☆
伊勢丹はんも、他の美術館みたいに、もう少し お上品に見張らはったらいいのにねぇ〜
と、友人が言っておりました☆^^☆
『開館15周年記念 輝ける皇妃 エリザベート展』は絵よりも調度品などが多く感じられました。
珍しくわたくしにしては短時間(小一時間)見た『開館15周年記念 輝ける皇妃 エリザベート展』
会場を出てカタログやポストカードなどの土産もの売り場に行くと、お土産用の八角形の「星の髪飾り」(笑)が売られていました^^
二度京都国立博物館に出向いて楽しんだ心に残る『ハプスブルグ展』
見上げる美しい大作の肖像画「オーストリア皇妃エリザベート」(ヴィンターハルター作)は出品されませんでした(泣)
京都国立博物館の『ハプスブルグ展』と比較すると、今回はなぜだか寂しい展覧会で、涙が出てきそうです……
と、友人が言っておりました☆^^☆
2010年 2月12日、2月21日
『THE ハプスブルク』展 京都国立博物館 【ルーベンスもあった】
肖像画「オーストリア皇妃エリザベート」(ヴィンターハルター作)も他の有名な大作も数多く掲げられていた☆
この展覧会は見事だった…☆
ところで、数冊以上は読ませて頂いた中野京子さんも 『開館15周年記念 輝ける皇妃 エリザベート展』は拝見されたのかしらん。
本音のご意見がお聴きしたいわぁ〜。
と、友人が言っておりました☆^^☆
10月は美術館三つ行きましたが、大幅に記録が遅れております。
予告しておりました松阪(商人屋敷や本居宣長記念館なども含む)や祭り他多く記録できてないものが多くあり、深くお詫び申し上げます。
時間を見つけて、記録できればいいなと思っております☆
お許しくださいませ(*^D^*)