写真は東大寺にて
能楽や歌舞伎の松羽目物を見ていると、必ずと言っていいほど謡に合わせて歌歌いまうたい出す方が、一人や二人はいらっしゃるものだ。
先日も松竹座の七月大歌舞伎昼の部の『勧進帳』で、
「旅の衣は篠懸の 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
と、気持ち良さげにうたい出したおばあちゃまがいらっしゃった。
「旅の衣は篠懸の 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
ならまだしも、これから『勧進帳』が始まるといった緊張感は意気消沈。
拍子抜けさせるうたい手がいた。
彼は、次のような詞を得意げに披露して下さった。
「花の命は篠懸の 花の命は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
こちらはおじいちゃまであったが、周辺の観客の顔は引きつった。
はなはな、いや違った、はなはだ迷惑である。
まぁ、そんな はなし。
みなさま、ご訪問ありがとうございます。
能楽や歌舞伎の松羽目物を見ていると、必ずと言っていいほど謡に合わせて歌歌いまうたい出す方が、一人や二人はいらっしゃるものだ。
先日も松竹座の七月大歌舞伎昼の部の『勧進帳』で、
「旅の衣は篠懸の 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
と、気持ち良さげにうたい出したおばあちゃまがいらっしゃった。
「旅の衣は篠懸の 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
ならまだしも、これから『勧進帳』が始まるといった緊張感は意気消沈。
拍子抜けさせるうたい手がいた。
彼は、次のような詞を得意げに披露して下さった。
「花の命は篠懸の 花の命は篠懸の 露けき袖やしおるらん 〜〜〜」
こちらはおじいちゃまであったが、周辺の観客の顔は引きつった。
はなはな、いや違った、はなはだ迷惑である。
まぁ、そんな はなし。
みなさま、ご訪問ありがとうございます。