講演「某奈良学」を二時間聴く。
中でも興味を持ったのは、近畿地方の寺前につくられたという○人宿(お話中のことば)のお話
癩病患者などを集め住まわせたという。
近畿地方にはこういった住居説くが五、六十。奈良には二十数宿あったとのこと。
これで『説経節』の作品に出てくる四天王寺や他の寺の内容がわたくしの中で消化されつながった。
予定していた某町主催の古事記の講演は時間的に断念せざるを得なかったが、変わりに意義あるお話を拝聴でき、光栄に感じた。
今月は古文書が後ひとつ。
今月の講座は二時間三コマを含め、五コマ(九時間)受けることにとなる。
年を重ねてから講義を受けるのも楽しいものだ。