建仁寺
花見小路を歩き、建仁寺を拝観してまいりました。
建仁寺は京都最初の禅寺です。
平成26年(2014年)は栄西禅師八百年大遠諱の年に当たります。
建仁寺ではわが国の禅の礎を築かれた栄西禅師への報恩感謝と絶えることのない禅の未来を願い「開山栄西禅師八百年大遠諱法要」を厳修されるそうです。
開山栄西禅師(千光祖師)は二度目の入宋で、天台山の虚庵懐敞禅師より臨済宗黄龍派の禅を嗣承され、建久2年(1191年)に帰朝されます。
ここにわが国初の臨済禅がもたらされたそうです。
禅師は在宋中、求道修行のかたわら、喫茶の法を究め帰朝に際して茶種を将来され、喫茶の風を全国に広められ、日本の茶祖としても親しまれております。
おもむきのある茶室も見られます。方丈の庭に心打たれ、オリジナルではないとはいえ高性能デジタル襖絵に魅了され、一人歩いておりますと、潤った時間を過ごす事ができます。
茶室や方丈の庭や襖絵の様子はまた後日記録できればと思っております。
宗派 臨済宗建仁寺派
寺格 大本山、京都五山三位
本尊 釈迦如来
創建年 建仁2年(1202年)
開基 源頼家、栄西(開山)
正式名 東山 建仁禅寺
文化財 風神雷神図(国宝)