『恋飛脚大和往来〜新口村』着込んだか？雪は桜か冬芝居 ヒートテックのなせる技かな？（孫右衛門役）　

（写真は　大阪　海遊館近く）



　辛口御免！の
　　　『恋飛脚大和往来〜新口村』



　某舞台の『恋飛脚大和往来〜新口村』
　父親孫右衛門役の役者さんのこと

　わたくしが語るのもおこがましいが、花道から雪道を歩き登場。
　雪に足をとられつとられつ、足寒げに登場。
　だが、上半身が暑苦しい…とまでは言わないが、ぽかぽかと小春日和だ。

　花道から、舞台正面で梅川に下駄の鼻緒をすげ替えてもらう場面。
　梅川、冬芝居なり。
　だが、孫右衛門の寒さを感じさせない演技は全身に広がる。

　　　　春や春 うら温かな孫右衛門 身をきる寒さの梅川忠兵衛　（乱）

　ラスト
　じゃんじゃんじゃぁ　じゃんじゃんじゃぁ
　じゃんじゃんじゃぁ-　ジャンw
　
　孫右衛門は両手を組み合わせて梅川忠兵衛を祈り　この　ジャンw　の部分で、
　松の木の雪が孫右衛門に降り掛かる。
　最後の見せ場の一つである。
　ここでも、寒さと寂寥感が感じられない。

　わたくしの書いている『恋飛脚大和往来〜新口村』は冬の真っただ中に演じられたものだ。
　
　　　　着込んだか？雪は桜か冬芝居 ヒートテックのなせる技かな？　（乱）

　

　役者名はあえて控えさせて頂きます。

　とにかく、冬芝居は氷に手や足を突っ込んででも身にしみいる寒さを表現して頂きたいと思う。

　　　　　　…と、どなたかが申されていましたかもしれません。