『東大寺法華堂』(三月堂)
不空羂索観音菩薩 (ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)
執金剛神像 (毎年12月16日 開山忌にのみ開扉
(上二枚の写真は頂いた法華堂パンフレットから)
左:東大寺二月堂 右:東大寺三月堂 『法華堂』
『東大寺法華堂』(三月堂)では、不空羂索観音菩薩の素晴らしさに見とれ、しばらく不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)の前で時を過ごす。
本尊不空羂索観音菩薩の美しさは故知では言い表すことができない。
こんなにも美しい仏像があるのだと、再確認した。
仏教の立場から言われると、仏像は信仰の対象だとおっしゃる。
確かに齢を重ねたわたくしも、仏像を前に自然な気持ちから手を合わせることが多くなった。
今回 東大寺法華堂の不空羂索観音菩薩を拝ませて頂き、仏教簿美術の芸術としての美しさと神々しいまでの存在感に圧倒された。
不空羂索観音菩薩は美しい。
そのひとことにつきた。
不空羂索観音菩薩の前に座ると、生き物の苦悩等は小さなことなのかもしれないと言うような漠然とした宇宙までをも感じた。
本年四月
日光月光菩薩は、東大寺ミュージアムで拝見させて頂いた。
従って、『東大寺法華堂』(三月堂)にはいらっしゃらない。
執金剛神像
国宝は本尊背後の厨子に安置され、毎年12月16日の開山忌にのみ開扉される秘仏とのこと(ウィキペディア)
執金剛神像はこの四月、「あべのハルカス美術館開館記念特別展『東大寺』」にて、コンピューター・グラフィックによる色彩の再現映像を見ることができる。
ウィキペディアより ▼
東大寺法華堂(とうだいじほっけどう)は、奈良県奈良市の東大寺にある奈良時代(8世紀)建立の仏堂。
一般に三月堂(さんがつどう)として知られる。日本の国宝に指定。
東大寺に現存する数少ない奈良時代建築の1つであり、堂内に安置する10体の仏像も奈良時代の作である。