48: 『男と女の江戸川柳』
『男と女の江戸川柳』を読む。
タイトルの通り、川柳
タイトルの通り、男と女の、江戸の、川柳
でございまする。
あはは、うひょひょ
おぉ!はずかし〜〜な川柳でございまする。
業平さまも貫之さまも出てまいります。
そんなこんなで(って、どんなんやの?)
恥ずかしい故、書き写しはやめに致しまする。
データーベースより ▼
男と女の江戸川柳
小栗清吾 著
平凡社新書 717
2014/01
新書 256ページ
本体 : 840円+税
◇人の恥ずかしいところは、可笑しい◇
男と女が関わる時は、身分も年齢も関係なく、本能に従って無防備になってしまうもの。それだけに、人間の可笑しさ、哀しさ、可愛らしさ、いわば人間の業のようなものがあからさまに現れてしまいます。ですから、もともと「可笑しい題材」なのですが、表現の仕方によっては単に「卑猥でみだらな」だけの川柳になりかねません。それをいかに工夫して「可笑しがる」か。そこが破礼句作者の腕の見せどころなのです。さらに、一つのシーンを切り取って描かれる江戸川柳を、物語を読むように仕立て上げる著者の演出にも、ご注目ください!