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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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『奴道成寺』三津五郎『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』吉右衛門 東蔵 鴈治郎(現藤十郎)

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 『奴道成寺』三津五郎
 『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』吉右衛門さま 東蔵さま 鴈治郎(現藤十郎)
        (観た順)


 テレビで『奴道成寺』『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』を観たよ。
 今日もたいへん満足したよ^^

『奴道成寺』
 三津五郎様の舞踊と、能○とはまた違ったアクセントのすり足に引き込まれました。 
 三津五郎さま、いかがお過ごしでしょうか。
 三津五郎さま☆大阪でのこと。駕籠に乗られていたお姿を思い出します。 
 ゆっくり静養され、お舞台でお元気な姿を拝見できるようにお祈りしています。

『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』
 この芝居も役者さんたちがすご〜〜く迫力ありました☆
 吉右衛門さま、東蔵さま、藤十郎さま(当時中村鴈治郎 以下藤十郎)の場面には見入ってしまいました。そこへ、芦燕さま参入でございました^^すばらしい〜〜
 
 おとついにテレビで観た時と同様、藤十郎さまがこの舞台でも台詞で謡っておられました。
 なんて美しい気品だだよう口調なのでしょうか〜〜☆
『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』という演目は素人のわたくしが考えますと歌舞伎の台詞回しが難しいことと思いますが、形も台詞もすばらしすぎました。

 わたくしの好きな口調の東蔵さま、2002年もたいへんおうつくしゅうございました

 ただ、『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』で気になったことが一つ。
 ふすまや掛け軸の絵が少々気にかかりました。
 デッサン、筆の勢い、構図、色彩が、多少散らつきいたそうです。
          …と、友人申しておりました^^
 わたくしは存じ上げませんが、お舞台は難しいものだなぁと感じました。
 
 尚、今週も家族はお仕事でしたので、全て独りでテレビでお芝居鑑賞でございます。
 毎度記録しています友人とは、夫のことではございません。

 

 やはり、『新口村』を思うと、顔見せ夜の部に行こうかしらん…とも思ってしまいます。
 扇雀さま、竹三郎さま、時蔵さま、梅玉さま、秀太郎さま(五十音順)や他多くのすばらしい役者さんも出演されることですし、藤十郎さまを観たいし…。○○○な役者さんも出られ…。
 仁左衛門さま、いかがお過ごしでございますか?同じく、ゆっくり静養され、お舞台でお元気な姿を拝見できるようにお祈りしています。
 

 『奴道成寺』
出演:坂東三津五郎 坂東亀三郎 坂東亀寿 澤村宗之助 中村萬太郎 尾上右近
2012年(全3話)
54分
カラー
狂言師が鮮やかに踊り分ける“道成寺”。男が『道成寺』を踊るという趣向で、中盤部分はおかめ、お大尽、ひょっとこの面を付け替えて巧みに踊り分けるなど見どころの多い名作舞踊。 鐘供養が行われる紀州道成寺。そこへ現れた白拍子花子は、舞を奉納することで鐘を拝む事を許された。しかし舞を舞ううち、烏帽子が取れて、花子が男であることが判る。実は、狂言師左近が変装していたのだった。そして、左近は所化の勧めに応じて、鮮やかな踊りを次々と披露していく。舞踊の名手・三津五郎が挑んだ話題の舞台をお届けする。(2012年/平成24年12月・新橋演舞場)

 『元禄忠臣蔵〜南部坂雪の別れ』
出演:中村吉右衛門 片岡我當 片岡芦燕 松本錦吾 松本幸右衛門 澤村鐵之助 中村歌江 市川高麗蔵 大谷友右衛門 中村東蔵 中村鴈治郎(現・坂田藤十郎)
2002年
72分
カラー
11月・12月は二ヶ月連続で忠臣蔵関連作品を特集。 討入りの決意を胸に秘めた内蔵助と瑤泉院の心の交流を描いた名場面。討入り前夜、大石内蔵助が主君の未亡人・瑤泉院に暇乞いに向かう場面を描く。飛び立つ思いで蔵之助に面会する瑤泉院だが、周囲を警戒する内蔵助は、思い出話や浪士たちの苦しい暮らしぶりを話すばかりで一向に本心を明かさない。そんな内蔵助に落胆し、夫の無念を思い内蔵助の態度を責める瑤泉院と、本心を隠して応対する内蔵助の姿が心理的な台詞劇として展開し最大の見どころになっている。 吉右衛門の内蔵助に鴈治郎(現・坂田藤十郎)の瑤泉院で、真山青果作品らしい台詞劇の面白さを堪能できる名作をお届けする。(2002年/平成14年4月・歌舞伎座)


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