64: (霊媒の話より)『題未定』安部公房初期短編集より「題未定」「長老の歯」など 安部公房
安部公房
新潮社
(霊媒の話より)『題未定』安部公房初期短編集より「題未定」「長老の歯」などを半分くらい読んで二週間ほど放置してしまった。
今日の主婦としての家事は、夕食やお風呂を覗いてはおおむね終了したので、これ午後からは安部公房『題未定』を最初から楽しむことにする。
本書の装幀に意義を唱えておられた方がいらっしゃった。
そしてあわてて本書を探す。
手にして、表紙と裏表紙を開け、装幀者 近藤一弥氏の意図を理解した。
『題未定』のホワイトに こだわりがある感触! 表紙を開けるとそこには 初期の安部公房。
安部公房の初期の原稿の取り組み方(スタイル)にふさわしい素晴らしいデザインであると、納得した。