38: 『古代エジプトへの旅 IWANAMI GRAPHICS 19』鈴木 八司 ・仁田 三夫 (著)
古代エジプトへの旅
(1983年)
(岩波グラフィックス〈19〉)
鈴木 八司 (著), 仁田 三夫 (著)
6月8日
『古代エジプトへの旅 IWANAMI GRAPHICS 19』読了
本書は写真が豊富で説明も丁寧
博物館を見て展示物を楽しみ、解説を読み、また展示物をみる繰り返しのような面白みがある。
但し、印刷物である事は、あらかじめお含みおき下さい。
地球の歩き方と同じように、この本でも ヒエログリフ(絵文字)に興味を持つ。
ピクトグラフは、左右縦と記されるらしい。
ロゼッタ・ストーンについて記されていた。
これは大阪国立民族博物館(民博)で、複製展示物を見た事がある。
本物はイギリス
わたしが訪れた日は大英博物館は休館日で入館不可だった。
なので、足を踏み入れた事がない。
ロゼッタ・ストーンは既に解読されているとのこと。
ヒエログリフ
デモティックス
ギリシャ文字
知人にお尋ねすると、解読方法(順など)を丁寧に教えて頂いた。
教えて頂いた方法って、古文書にも使えるネ!と、ほくそ笑む。
スカラブについての説明があった。
スカラブはスカラベのこと
『ツタンカーメン展 〜黄金の秘宝と少年王の真実 』大阪 2012年 (7景)でもたいそう立派なスカラブ(展覧会ではスカラベと表記)が展示されていた。
スカラベは砂漠に多くいるのか…
子がサハラ砂漠で歩くスカラベの映像を映してきた。
その動きは足がちょこまかとせわしない。
細かな砂の上に
【 ………… 】
と、いった具合。
ちょこまかとしたちっちゃな足跡を残す。
思いのほか、カワイイ動きのスカラベ
いろいろな意味が展覧会場では書かれていた。
本書曰く
古代エジプトではこの虫をケペテルと呼んだ。
発音の似ている想像の神 ケペリ神の現れと信じられ、太陽神 レーと同一視された。
発音の似ているので吉祥や神に例えられる生き物は多いようだ。(例:中国 フクロウ コウモリ…中国語は知らない)
アンク
古代エジプト語で 「生きる」という意味
送信用デザイン、
葬儀用の護符
展覧会では、机のデザインなどに描かれていた。
もう忘れてしまったが、何かの記号と一対になっており、男女説をボランティア・ガイドの方(?)が力説されていた。
ワシャブティー → ウシャブティ
ミイラ型の人物小僧
組み合わせた両手に 鍬
新王国時代に普及
王墓、個人墓双方に副葬
通常は「死者の書」が刻まれている
『死者の書』 (ししゃのしょ、独: Totenbuch) は、古代エジプトで冥福を祈り死者とともに埋葬された葬祭文書。パピルスなどに、主に絵とヒエログリフで、死者の霊魂が肉体を離れてから死後の楽園アアルに入るまでの過程・道しるべを描いた書。 ウィキペディア引用
写真は 『ツタンカーメン展 〜黄金の秘宝と少年王の真実 』大阪 2012年 (7景)で見たポスター (加工)