能楽
能楽に限らず伝統芸能が好きで、十代の頃から能楽や歌舞伎を見ている。
だが、本当のところ、わかっているか否かは定かではない。
定かではないので、多くの書物を買い、好きな古典にも触れ、学ぶこと数十年。
時には講座で、時には専門書で。コロナが騒がれ、私の舞台鑑賞は随分減ったが、生の舞台を見ることも少なからずあったように思う。
能楽が好きなので中国へは“昆曲”を見に行く。最前列で“昆曲”を拝見した時には感無量、この言葉がぴったりであった。
阪大名誉教授の天野先生の講義も、押さえておいた。
二冊の観世流百番集も早い段階で求め、わからない部分は調べてきたつもりだが、人様から見ればどうもお役不足のようである。
他人様から見れば、私は随分と無知なように映るらしい。
それもそのはず、私は理論や意味も求めたい人間ではあるが、何より鑑賞における感動を通しての自分の喜びを味わいたいたちである。
VTRも含め、鑑賞の喜び無くしては意味がないように、私は感じるが、それは人それぞれ。深くは追求しない。
私は楽しむために伝統芸能なども見ている。そこには、努力も必要である。
私なりの力範囲内でその努力を続けているつもりだが、力不足のたわごとをブログに書き込み、反省しなければならないのかとも感じた。
みなさま
拙ブログにご来訪、誠にありがとうございます。
感謝しております。