映画『はるヲうるひと』3.3★/5 3.6★/5(意図する処) 4.7★/5(仲里依紗) 4.5★/5(佐藤二朗) 2021年 監督、原作、 脚本 佐藤二朗 仲里依紗 山田孝之 佐藤二朗
佐藤二朗監督、原作、 脚本の映画『はるヲうるひと』を見た。
大変面白くこなれている部分と、意図する事柄が直球すぎる部分がある。
全体を通して、佐藤二朗というやkぅしゃの真剣な取り組みと志に、気持ちの良さを感じ、楽しむことができた。
多少起用する女優などに、目を覆いたくなる起用者がいたが、逆を言えば彼女のグロテスクさがこの映画の本質を高めていると言える。
少し鼻には着いたが、全体の役者の起用は見事で、上の女優も含めてうまい役者ばかりであったことには拍手を送りたい。
なお、上の女優名はあえて割愛したい。
仲里依紗の迫真の演技が、心地よく、見とれてしまった。
この女優、どの作品に出ても役柄をこなす。
奇異的抽象的な演じ方をするので、この女優は好きである。
佐藤二朗は以前からうまい役者だとは思っていたが、こんな取り組みをされていたんだと、感心した。
今回も簡単な見たという記録だけで失礼致します。
以下は、映画.com ▼ 俳優・佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演となった同名舞台を佐藤の監督・脚本・出演、山田孝之主演で映画化。 その島には至るところに置屋が点在し、本土から日に2度来る連絡船が島への客の往来の足となっている。 島に暮らす人びとはこの閉塞された島で一生を過ごし、女たちは客からの話を聞いて「外」への思いをはせ、男は女たちの多くが抱く夢を一笑に付して島に留まらせる。 ある置屋の3兄妹。店を仕切る長男の哲雄は凶悪な性格で恐れられ、こびへつらう次男の得太を子分のように従えている。長女のいぶきは、長年患っている持病で床に伏している。 この置屋で働く4人の個性的な遊女たちは、女を売る家で唯一女を売らず、誰よりも美しいいぶきに嫉妬していた。 山田、佐藤のほか、仲里依紗、向井理、坂井真紀らが顔をそろえる。
2020年製作/113分/R15+
みなさま、
見ていただきありがとうございます。
感謝しております。