藤 フジ ふじ
四月の初旬から、多くの藤を見かけた。
まず初めは、四月早々の日曜日。平群・あるいは三郷の山で見かけた。いわゆる山藤。詳しくは知らない。
山藤は花をたわわに咲き誇らせている。
全体を見渡すと色濃く、七代目中村芝翫の『藤娘』のような力強さのある藤である。
付け加えると、七代目中村芝翫の『藤娘』の垂れ下がる藤は普通より少し大きい感じがする。
そんな感覚の、藤だった。
走っていると、大きく広がる山藤を見つけた。
割合に家から近いが、なんという場所かは知らない。
山なのか空き地なのかも定かでなく、意識してない場所に、藤は満面の笑みで咲いていた。
随分長く住んでいるのに、こんな場所に雑草が覆い茂り、美しい藤を大きく咲かせていることを、今年初めて知った。
そして、写真は馬見丘陵公園の二箇所の藤。
小さな個体の藤で、いずれも水辺に咲いていた。
控えめな藤だけに買っ練に感じるのは私だけであろうか。
ずっと眺めたくなる二つの藤であった。
みなさま
拙ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
今日は雨が降り、紫陽花たちはは喜んでいます。
また、コデマリには雨が堪えるらしく、首を垂れ始めています。
レンギョはと申しますと独特の不透明のオーレオリンで、元気さを倍増しているようです。
みなさま
楽しいお時間をお過ごしください^^