廣瀬大社-砂かけ祭(御田植祭) 庭上の儀 でんじょうのぎ 砂かけ(午後) 2023年
殿上の儀(でんじょうのぎ 殿上行事 午前中) 2023年
午前中の殿上の儀(でんじょうのぎ 殿上行事)に参加させていただき、終了。
午後からの庭上の儀 でんじょうのぎ 砂かけは始まるまでに、三時間近くの時間があったので、休憩することに。
お昼ご飯をいただき、午後3時前に、再び、広瀬神社に到着。
多くの皆さんがレインコートを着たり、中にはゴーグルをつけた方もいらっしゃる。
特に子供達は、用意万端。中にはおもちゃのシャベルを持った子供たちもいて、今か今かと砂かけの行事を楽しみに待たれている。
広瀬神社の境内に到着すると、本殿(?)前には四隅、笹の枝で角度をつけ、縄が張られている。
私は、おそらくその四角の中で水(雨)としての砂を掛け合うのかと思いきや、さにあらん。
砂の掛け合いは、四角をはるかに飛び出し、境内中走り回っての大奮闘であった。
牛役の係りの人は、大きな銀色のスコップで砂を掘り、ガチに砂をかける。
牛(と言っても、砂かけの前に外す)にエキサイトしすぎた大人や子供は、必死になって砂をかける。
それらの安全を見守る消防団の方々。
砂はあらゆる方向に飛びあい、
『こう行った雨乞い、あるいは五穀豊穣を願う祭りもいいもんだ、、、』
とかなんとか思っていたら、思い切り正面から、
ばさっ!
一瞬何が起こったかわからずにいたのだが、真正面からtら医療の砂をかけられた形になっていた。
『あら、ま!縁起、いいじゃん』
と、ほくそ笑んでいたのも束の間、携帯画面が真っ黒になった。
携帯にいたわりを持って触っても、話しかけても、ビクともしなくなった。
そして待つこと数分。
携帯電話は気絶状態から目覚め、自分の使命を思い出してくれた。
そして、私、安堵。
『祭りで携帯電話を潰していたら、シャレになりませんがな、、、』
と、苦笑い。
前回の殿上の儀でも書いたが、この祭りは古くは延喜式祝詞にも残る。
「大忌祭」の中で行われていた一行事が現在に継承されているという御田植祭(廣瀬神社公式HP)
五穀豊穣祈願の重要な行事に、大人も子供も、こんなに笑顔になり興奮して祭りに参加できるのは大変喜ばしいことだ。
また、今と比べ段違いに娯楽の少なかった昔に、このような村人参加型の祭りは、新年を迎え、旧正月。
農業の手を休める季節。
これから多くの木々が芽生え、田植えの季節を迎える二月というこの季節にふさわしい祭りであろうと思う。
この祭りを拝見させていただくことができ、喜びを感じた。
関係者の皆様、お話しさせていただきました方々、誠にありがとうございました。
廣瀬大社-砂かけ祭 殿上の儀(午前)
廣瀬大社-砂かけ祭 庭上の儀砂かけ(午後)
みなさま、
いつも見ていただきまして、有難うございます
乱鳥