『古今和歌集』十 「巻第九 羈旅歌」104〜109頁 角川文庫
「巻第九 羈旅歌」から一首
来ました〜〜〜!! 410
あづまの方へ、友とする人、ひとりふたりいざなひていきけり。三河国八つ橋というところにいたりけるに、その川のほとりに、かきつばたとおもしろく咲きけるを見て、木の陰におりゐて、かきつばたといふ五もじを、句のかしらにすゑて、たびの心をやまむとてよめる 在原業平朝臣
唐衣 きつつなれにしつましあれば
はるばるきぬる たびをしぞおもふ
何千回読んでも、良いものは良い。
伊勢物語もまた然り。
そしてついでと言ってはなんだが、仁勢物語(江戸時代)も、、、
業平様は、お心がお優しいなぁ、、、、^^
古今和歌集の羈旅歌には他にも多くの好きな歌がありますが、あえて一種となると、「唐衣 きつつなれにしつましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」 となりまする。
これって、早稲田大学デジタル図書か国会デジタル図書ででお借りした方がいいんじゃないか?と痛感する昨今です。
『古今和歌集』
角川文庫
昭和51年
438頁
『古今和歌集』十 「巻第九 羈旅歌」104〜109頁 角川文庫
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