写真は『葵の上』
『耐震住宅のすすめ 大地震から「家族」を守るために』(ブルーバックス) 新書 深堀美英 著 4,5★/5
深堀美英 著
2005/6/21
講談社
200ページ
820円+TAX
『耐震住宅のすすめ 大地震から「家族」を守るために』を読み参考になる部分が多かった。
気になった部分を下に書き出して見た。
気になった部分▼
老朽化問題 32
ツーバイフォー&プレハブ が、地震の被害が少なかった。 33
屋内のありとあらゆるものが飛び交い、物が走り回る。
物と衝突したり、下敷きになる。
家を守れたとしても、家を強くするだけでは家内は守れない。
二次災害
本棚
テレビ
タンス
棚
冷蔵庫
照明器具
机
ガスレンジ など
耐震ゴム+滅衰装置「ダンパー」の必要性
耐震ゴムは六十年の耐久性。
家が軽すぎると、使えない。
コストは高い目
地盤が大切
地盤が弱いと揺れが大きい 131
家とフェンス、室外機の広さが重要。
狭いと、クリアランスが取れなくなる。 139
固定物とガス管などの距離 141〜142
木造住宅でも、50〜百年の寿命が保てる
カビ、シロアリに注意
柱、壁、ゆか、屋根裏に注意 171
地震に弱い建物
オーバーハング型
大きな吹き抜け
ピロティ型
南に窓が多い
屋根が重い 175
角に柱がない 184
『耐震住宅のすすめ 大地震から「家族」を守るために』を読めば、リフォームで耐震度を上げるか、建て直すかで迷ってしまう。
また、家をこのままの状態で一回全室をシェルター程度にとどめておき、戻れる様に置いておき、好きなところ(例えば海の見えるところや、住みたい場所)に好きなだけ住んで、住まいを転々とする方法も考えられる。外国でも一ヶ月以内であれば、比較的ビザは取りやすい。この方法だと結構住居費に金額はかけられ、好き放題できるわりには不安とあれば今の家に戻ってくることも可能。
齢を重ねた今、この選択肢を頭ると老後は悲惨になるかもしれないと考えると、しっかりと見定めて判断を下したい。
そういった点で、本書は考える場を与えてくて、また耐震知識をわかりやすく解説して下さり参考になった良書と言える。
歳を重ねると考えることは多い。実に多い。
以下はデーターベーシより引用▼
地震の揺れに対して足を踏ん張るだけの耐震建築では、たとえ建物は無事でも、内装や家財道具が飛散して、二次災害が発生する。本書では、揺れを受け流して地震の被害から逃れられる究極の家「免震住宅」に迫る。
【著者紹介】 深堀美英 : ロンドン大学客員教授。九州大学工学部応用化学科卒業、同大学大学院修士課程修了。ブリヂストン入社後、ロンドン大学に留学し、博士号(Ph.D.)取得(高分子破壊力学)。1970~2000年、ブリヂストン。2000~2003年、一条工務店。2003年より現職。その間、日本における“免震ゴム”と“戸建て免震住宅”の研究開発と普及の先駆者として活躍。六〇年耐久免震ゴムの研究開発と寿命予測や、戸建て免震住宅の研究開発と普及活動などに対して受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容(「BOOK」データベースより) どんなに頑丈な家でも、大きな力で揺さぶられたら被害は免れない。家が壊れなくても、家財道具が飛び交って人は傷つき、思い出の品々が失われる。そんな地震の被害から逃れられる究極の家、免震住宅とはどんな家か。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 深堀/美英 ロンドン大学客員教授。九州大学工学部応用化学科卒業、同大学大学院修士課程修了。ブリヂストン入社後、ロンドン大学に留学し、博士号(Ph.D.)取得(高分子破壊力学)。1970~2000年、ブリヂストン。2000~2003年、一条工務店。2003年より現職。その間、日本における“免震ゴム”と“戸建て免震住宅”の研究開発と普及の先駆者として活躍。六〇年耐久免震ゴムの研究開発と寿命予測や、戸建て免震住宅の研究開発と普及活動などに対して受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)