写真は矢田寺
映画『じんじん』4,5★/5 監督 山田大樹 脚本 坂上かつえ 出演者 大方 斐紗子5★ 大地康雄 佐藤B作 中井貴恵 村田雄浩 中田喜子 小松美咲 井上正大 絵沢萠子 若村麻由 美板尾創路
じんじん
2013年
129分
監督 山田大樹 脚本 坂上かつえ 出演者 大方 斐紗子5★ 大地康雄 佐藤B作 中井貴恵 村田雄浩 中田喜子 小松美咲 井上正大 絵沢萠子 若村麻由 美板尾創路
映画『じんじん』を見た。
私の好きな要素が揃う。
民話
伝統芸能
東北(北海道)
まず映画が始まり、大方 斐紗子さんの民話の世も聞かせ及び語りに圧倒され、惹きつけられる。
山形弁という設定で語り読む大方 斐紗子さんの『三昧のお札』は、幼いころ父が膝の上に座らせてくれ、抑揚をつけて読み聞かせてくれた好きなお話の一つであった。
まだ幼稚園にうも行かない頃の私は、空飛ぶ絨毯の様に動かす父の膝の上で、物語の中にのめり込んだ。そして、この話は怖く心の中で必死に逃げた。
その懐かしい感動を、大方 斐紗子さんは思い出させてくださった。
大方 斐紗子さんのこの重厚でど迫力な映画の一コマはあとあとまで気持ちを繋いでくれた。
ただし、映画の最後の終わり方は多少浅く感じたのは口惜しい。
大方 斐紗子さんが素晴らしすぎた。
映画が終わった後ももう一度、大方 斐紗子さんの場面を見て見た。
式だな!こういった演じ方のできる女優(声優)さん。
二度見ても、重厚だと感じた。
ブラボー、大方 斐紗子さん。
どんとはらい
スコーンスコーンこめだんご
そして
とっぴんぱらりのぷぅ^^
である。
佐藤B作さんが自然な演技で好感が持てた。
大地康雄はこの役をこなしておられうまかったが、多少、渥美清ならどうなるのか、、といった雑念が生じた。
若村麻由美は『マザー』と同様、この役でも美しどころをうまくこなされていた。
映画全体も良かった。
後半若干中身が薄くも感じられたが、概ねこの映画はスクだと感じた。
大方 斐紗子さんとは (ウィキペディアより引用)
大方 斐紗子(おおかた ひさこ、1939年3月9日- )は、福島県出身[の日本の女優・声優である。
現代制作舎所属。
劇団俳優座付属養成所出身。
福島県を舞台としたドラマなどでは方言指導として名前が出ることもある。