2CELLOS - Vivaldi Storm [OFFICIAL VIDEO]
私の好きな2CELLOS
今日は2CELLOSと魔笛を見聞きしていた＾＾
映画『 A Quiet Place クワイエット・プレイス』4,8★/5 監督 ジョン・クラシンスキー 脚本（英語版） スコット・ベック（英語版） ジョン・クラシンスキー
映画『 A Quiet Place クワイエット・プレイス』をみる。
単なるパニック恐怖映画ではない。本質的に心底怖い映画である。
無声音の手話で始まるこの映画。
音に反応する未確認生物が、襲いかかる。
言ってみればそれまで。
まして陳腐にいうならば、そこに人間愛あり間道の場面ありと言ったところ、、、と思いきやこの映画は名作に近い。
というのはラストの描き方が非常に潔くうまい。
なので私としても、4,8★/5という今日評価をつけている。
ラスト、とある重大事件で父の愛情を受けてないと思い込んでいた娘は、父が死ぬシーンで愛情を思い知らされる。
そして何より、娘に与えたものは、未確認物体が嫌う不許和音のイアホン。
無確認生物が残された母娘弟、赤子のいる家に侵入する。
娘はイアホンを外し、マイクで不協和音を拡散する。
そして、母は銃で野の生物をぶっ放す。
いっときの安堵。
しかし銃音を聞きつけたおびただしい生物が家に向かう。
娘は、さらに音量を上げ、イアホン拡声のの準備をする。
そして、母は、銃の準備をひき、少し銃を上にもたげて決意の得意顔で娘に相槌を打つ。
ここで、潔く、幕。
結果が各々で考えましょうという終わり方だが、どう考えてもハッピーエンドではない。
この家の家族の消滅は、一つのドラマにすぎない。
世界中のおびただしい数の未確認生物が存在し、それぞれの人間のドラマの結末までもが想像できる。
非常に怖い映画である。
このできの良い映画。
ほとんど音は少ない。
しかし心地よい音が二箇所ある。
一つは父が息子を誘い、滝の音にかき消されるのだと言い、父親が大声で叫ぶ場面。
あと一つは滝よりも少し前の場面だが、妻が夫を誘いダンスをする場面。
彼らのいっときの安堵感である。
妻がイアホンの片方を夫の耳にはめ、音楽を聴かせる。
その音楽は、ニール・ヤング＾＾
そのすぐ後に庭が映し出される。
危険な時のために知らせる電灯が吊るされて入る。
その場面は、ピンク・フロイドのジャケットに類似している＾＾
ニール・ヤングも ピンク・フロイドも、この映画によくあっており、また息抜きや分岐点の役目を果たす。
この映画、色彩と構図が素晴らしい。
事細かに計算され、作成されている。
また、出演者のメイクが良い。
父妹弟とまるで童話やら出てきたような出で立ちと所作で出演される。
また母親は白雪姫やシンデレラのように、美しく描かれる。
私たちは無意識にディズニーの世界に引き込まれ、昔見たディズニー映画を懐かしむ。
この映画の出来は素晴らしいと感じる。
私はこの映画は好きです！！！
監督 ジョン・クラシンスキー
脚本 ブライアン・ウッズ
脚本（英語版） スコット・ベック
（英語版） ジョン・クラシンスキー
原案 ブライアン・ウッズ スコット・ベック
製作 マイケル・ベイ アンドリュー・フォーム（英語版） ブラッドリー・フラー（英語版）
製作総指揮 セリア・コスタス ジョン・クラシンスキー アリソン・シーガー アーロン・ジャナス
出演者 ジョン・クラシンスキー エミリー・ブラント ミリセント・シモンズ（英語版） ノア・ジュープ
音楽 マルコ・ベルトラミ
撮影 シャルロッテ・ブルース・クリステンセン
編集 クリストファー・テレフセン