映画『アナザヘヴン』 2,9★/5 2000年 飯田譲治 監督・原作 江口洋介 原田芳雄他
映画『アナザヘヴン』 を見た。
この映画も『MW ムー』と同じく2度目の視聴。
役者は良し!
これでもかこれでもかと上手い演じ手が多く出演されていたが、如何にせんむ、筋書きがまずい。
これだけの役者を勢ぞろいさせておきながら、これか、、、と首を傾けた。
家族は最初この映画を一緒にみはじめていた。
ただし小半時間もしないうちに、早々に退散してしまった。
私は、ただただエギ遅陽介が見たいがために、筋書きは我慢して見続けていた。
気持ち悪い場面が多くあったが、ハンニバルなどの二番煎じかと突っ込みたくなる。
ただし、ドラマ『ハンニバル』は筋書きがしっかりしており、料理の場面なども優雅で、洒落ていることを付け加えておきたい。
江口見たさにこの映画を見て見たが、この映画には大した筋書きは見られず、これなら歌舞伎の筋書きの方がよほど話の展開があるとさえ感じた。
この映画に合わせて、江口は棒読み風の演じておられた。
勿体無い!
そのあと口直しにドラマ『人生の約束』を見たが江口の底力が発揮され、筋書きも役者たちもよく、感動して涙が溢れた。
この映画の話の展開はつまらなく、役者だけで持っている映画だと感じた。
そしてきわめつけはラストの台詞。。
「人間は善と悪を持っている、、、(要約)」
繰り返して
「人間は善と悪を持っている、、、(要約)」
と。
犯人は未来から来た人間で、「水」
それに掛けて
「人間は善と悪を持っている、、、(要約)」
tおいうのは、あまりにも陳腐ではないだろうか。
身体の体重の60%は水分でできていると言われている。
それを踏まえての
「人間は善と悪を持っている、、、(要約)」
こういった作品の終え方は、起承転結の結がなされてないと私は感じた。
みなさま見てくださいましてありがとうございます。
感謝申し上げます。
飯田譲治 監督・原作
同じ世界を共有し、時に登場人物や場面を交錯させながら、それぞれが別々の物語を紡いで行くと言う、映画とTVドラマで同じ企画を進行させるメディアミックス戦略を一歩前進させた“メディア・コンプレックス”と言うユニークな企画で展開された、飯田穣治の原作・脚本・監督によるサイコスリラー風のSFホラー。とあるアパートで死体の脳みそでシチューが作られると言う猟奇殺人事件が発生。やがて同様の事件が連続して起こる中、主人公の早瀬マナブは事件を捜査するうち、犯人が人間ではないのでは? と考え始める。