昔、桜能があった、、、(斑鳩町)
『国会議員を精神分析する―「ヘンな人たち」が生き残る理由 』4,3★/5 水島 広子著 朝日選書
朝日選書
水島 広子【著】
147ページ
1000円+税
先日読んだ水島 広子著の
『身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本 上司・友人・家族・ご近所…』 4,8★/5 水島広子著 2012年 大和出版が面白かったので、『国会議員を精神分析する―「ヘンな人たち」が生き残る理由 』を読む。
流石の精神科医
精神科医の視点から軽快にさばく本書は、読んでいて子君が良い。
特に「自己愛」について書かれた箇所は、いちいち納得がいく。
「自己愛」が異常に肥大化した存在(政治家) という図式を物の見事に描き描く。
政治に無関心な私ではあるが、なるほどなるほどとイエスマンのように納得する部分もあり、面白おかしく読了した。
今回も読んだという簡単な記録だけで失礼致します。
以下はデーターベースより
内容説明突如として大声で恫喝するC議員。どんな場面でも必ず「尊敬する政治家は父」と答えるE議員。会議中のタバコも我慢できないくせに、「今の子どもたちは我慢を知らない」と教育論議するF議員。男の嫉妬を「正論」にすりかえるI議員。あちらでは「ダム建設反対」、こちらでは「ダム建設賛成」と発言するL議員。批判されると、無関係な演説を20分にわたって繰り広げるP議員…。永田町には、なぜこんな「ヘンな人たち」ばかりが集まるのか?衆議院議員にして精神科医の著者が、専門家の立場から政治家の精神構造を分析し、同時に、どうしたら政治家を変えられるのかを提言する。
目次第1章 「政治家」は自己愛パーソナリティー
第2章 「政治家」を出身から考える
第3章 自己愛が強くなければ選挙に勝てない
第4章 なぜ「政治家」は官僚の手玉に取られるか
第5章 不安の時代に好まれる政治家像
第6章 どうすれば政治家を変えられるか
水島広子[ミズシマヒロコ]
1968年、東京都生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程修了。同大学医学部客員講師(精神神経科)。衆議院議員。民主党代表補佐。思春期前後の問題や家族の病理、漢方医学が専門。慶応義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、民主党の公募候補として2000年6月の衆議院選挙で初当選
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