ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』をの侍女について、しっかりと意味を知りたいと思い調べてみる事にした。
ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 シーズン3』 5、6、7、8、9、10、11、12、13回 4,8★/5 2019年侍女という言葉は古くは、『古事記 上』にも出てくるらしいがその場合は、【まかたち】と読むようである。
まか‐たち【侍=女/侍=婢】 《「まかだち」とも》貴人に付き従う女。腰元。 「豊玉毘売とよたまびめの—」〈記・上〉
侍=女/侍=婢
婢とは
精選版 日本国語大辞典によれば【婢】(ひ)とは
〘名〙 召使いの女。
下働きの女。
はしため。
下女。
下婢。また、女の奴隷。
※正倉院文書‐養老五年(721)下総国葛餝郡大嶋郷戸籍「婢真物売、年弐拾陸歳」 〔世説新語‐徳行〕
とある。
侍女は日本の古典である『落窪物語』や『太平記』にも出てくる。
この場合は、【じじょ】と読む。
精選版 日本国語大辞典によれば、【侍女】とは
〘名〙 貴人の側に仕えて、その身のまわりの世話をする女。
小間使いの女。
腰元(こしもと)。
※経国集(827)一一・竹樹新裁流水遠引即事有興把筆直疏得寒字応制〈小野岑守〉「侍女開レ扉聴、親臣巻レ箔看」
※太平記(14C後)二一「後宮三千人の侍女(ジジョ)の中より花を猜(そね)み月を妬む程の女房達を」 〔白居易‐聞楊十二新拝省郎遙以詩賀詩〕
また、ウィキペディアを見ると、ヨーロッパにおける侍女は次のように説明されている。
ヨーロッパの侍女
その役割は、紳士に対する近侍(バレット)ときわめてよく似ている。
伝統的に侍女はコンパニオンよりもランクは低いが、雇われ人(リテーナー)であっても召使(サーヴァント)ではなく、その報酬には居室と食事、(女主人のお供をしての)旅行やそれなりの社会的地位が伴っていた。
そして、下級使用人や訪問先の他家の使用人からは「お嬢さま」(ミス)と呼びかけられるなど、使用人に対してはその女主人と同等の優位を保っていた。
侍女の仕事は、化粧、髪結い、服装・装飾品・靴などの選択、衣装の管理、そしてそのほか全般の買い物について女主人を補佐することであった。
ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でも、買い物は、侍女の役割となっている。
しかしドラマでは一番重要なことは理不尽である儀式に強制的に参加させられることである。
儀式といえば聞こえは良いが、レイプ、拷問である。
近侍(きんじ バレット)とは
[名](スル)主君のそば近くに仕えること。また、その人。
近習 (きんじゅ) 。「国王に―する武官」